2016年のSEO振り返り

今年もいよいよ終わりになりました。そこでSEO――というよりも、Google検索を振り返ろうとしたところ、Googleウェブマスター向け公式ブログで2016年ハイライトが紹介されていましたので、これに則してご紹介していきたいと思います。

KT

ふわふわ

人気記事から振り返る

Googleウェブマスター向け公式ブログでは人気記事順に紹介されています(恐らく注目情報順と考えて良いでしょう)。

今年はAMPから始まってモバイルファーストインデックスに終わる(始まる?)という、まさにモバイル(スマホ)ファーストな1年だった気がします。

実際、どのサイトの流入デバイスを分析してもモバイル流入が大半を占めていました。にもかかわらずSEOにおけるGoogleの判断軸がPCであったため、どうしてもモバイルのSEO(≒というよりも、結局ユーザー体験や内部リンク構造)に注力しないサイト運用者やご担当者様が多く、私もモバイルのユーザー体験を全然検証していませんでした。きっと大半のサイトがスマホに関しては“作成しておいた”レベルだったのではないでしょうか。しかし、不動産業界やウエディング業界等、そもそも露骨にモバイルユーザーが多い業界は(今年というよりももっと)早くからモバイルのユーザー体験は意識していたかと思います。

そんな中、まずはモバイルの表示速度に注目し、導入されたのがAMPでした。実際、導入対象はニュースサイト等の1ページ完結型の情報紹介メディアが主ではないかという声も多かったですが、意外と実装している個人サイトやブログが多く見受けられました。私も導入したクチでした。

今では一般検索結果にもAMPラベルが記載されるようになっています。しかしながら、現在のモバイルフレンドリー及び検索ランキングに関して、モバイルの表示速度は影響しておらず、モバイルフレンドリーに関しては従来のチェック項目にインターステイシャル要素が加わった程度で2016年は終わりました。

そんな「どうなるモバイルのSEO要素!?」と思っていた矢先にモバイルファーストインデックス(MFI)の話が登場しました。ようやく少し落ち着きましたが、一時はMFIに向けて何をしておけば良いかを結構ご相談いただきました。

ふわふわ

SEO会社業界的には

またSEO会社業界的には、春先にタイでやらかした裸踊りの会社の話で持ちきりになりました(笑)。私は経緯や前後関係を理解していないので、事実のみを相槌する程度でしたが、これを機にSEO会社の一般的な品位に関しては色々と質問を受けた記憶があります(「SEO会社って体育会系が多いんですか」とか…)。

そして、9月頃から起きた大幅な順位変動とその前後に生じたペンギンのコアアルゴリズム化。このタイミングで、業界では大きく2つの有名SEO会社による支援企業運用サイトが順位下落したと話題になりました。私は特にこの騒動による実害も恩恵も受けませんでしたが、「なぜあそこのサイトの順位が下落したの?」という質問等は多く受けた印象があります。

さらにこの冬に起きたキュレーションサイト騒動。これによって、一般の企業運用サイトご担当者様とも、コンテンツの在り方や引用の在り方等について見解を語り合うようになったりしました。まだまだ波紋は続いており、NAVERまとめ等も対応に追われている状況のようですが、しばらくはコンテンツの知的財産に伴うモラルについて議論が続きそうです。

ふわふわ

どうなる!?2017年

端的に考えれば、モバイルファーストインデックスとハミングバードの強化や本格導入がメインなのではないかと私は考えています。つい最近までは検索順位は日にち単位で変動する程度でしたが、今では分単位で検索順位が変動する状況です。

つまり、検索順位の精度はどんどん上がっているわけです。それはキーワードの物理的な含有度等ではなく、検索意図(インテント)と文脈(コンテキスト)を結び付け、より正確な検索結果を出すということですので、ハミングバードの精度になるかと思います。そして、そのハミングバードの対象がいつかPCではなくモバイルになっていくのではないかと推察しています。もちろん、今のところはモバイルファースト“インデックス”ですので、飽くまでもモバイルファーストなのはインデックスにおいてではありますが、コンテンツを評価し始めるのはそんなに遠くない将来なのではないかな、と…。

そんなことも色々考えながら、引き続きSEOに情熱を向けていきたいと思います。

ふわふわ

2016年もお世話になりました

最後になりますが、取引先ご担当者様、関係者各位並びにふわふわビジネスブログの読者の方々、2016年もお世話になりました。特にこのブログに関しましては地方の方々にもご覧いただいているということが分かり、意外に感じるだけでなく、非常に嬉しくも思いました。引き続きご愛顧の程、宜しくお願い致します。

ではでは、皆さま良いお年をお迎えくださいませ。