MFIに向けての下準備

MFI(モバイルファーストインデックス)に伴って今から出来る準備としてのご相談が増えています。そこで、今回は私なりのMFI準備事項をふわふわご説明させていただきます。モバイルサイトの管理方法がレスポンシブウェブデザインの場合と別ファイルの場合に分けてご紹介します。

行き止まり

ふわふわ

レスポンシブウェブデザインの場合

一応内部リンクを確認

スマホ対応がレスポンシブウェブデザインの場合は基本的にそのままで良いと言われていますが、それでも今一度モバイルでのリンク構造も一応検証しておいてください。MFIでは、モバイルでのリンク構造はあまり重要視されるわけではなく、「飽くまでインデックスされるようであれば良い」というような印象もあります。しかし、それでも内部リンク構造は改善しておいて(ユーザー体験上も)損は無いです。

実際レスポンシブ対応のサイト管理ですと、PCのリンク導線は意識していてもモバイルでのリンク導線は疎かになりがちです。モバイルのリンク導線も分かりやすいか、しっかりと検証ください。

表示速度を確認

また、同じくレスポンシブなサイト管理ですとモバイルの表示速度に関しても疎かになりがちです。従来はPCの表示速度が重要視されていたこともあり、スマホに切り替わる際に使われるJavaScriptがどれだけ重くなってしまっているか、レスポンスが悪いか等、あまり考えてこなかったウェブマスター様もいらっしゃるのではないでしょうか。

意外とPCよりスマホの方がPageSpeed Insightsで低い点数を取っているケースも見受けられます。今のうちに画像の取り扱いCSSスプライト、gzip圧縮等を利用し、表示速度を上げておきましょう。もちろんSEO上の施策ページ全てが対象となりますので、この作業だけでも結構大変だと思いますよ。是非Bliskを活用しながら改善を試みてはいかがでしょうか。

ふわふわ

別ファイルで管理している場合

各種マークアップを確認

構造化データのマークアップはモバイルファイルでも設定するようにしましょう。

言語や地域などの各種アノテーション設定やcanonical等に関しては現状のままでも良いはずです。しかし、正規化されるファイルが今後モバイルファーストになるのであれば、ルールに変更がある可能性もあります。でもこの件に関しましては、世の中のウェブサイトに大幅な作業をさせることになりますので、すぐにGoogleから対応を急がせるような仕組みは導入しないと思います。注意深く情報を待つ程度にしておきましょう。

ページ数の最大化と最適化

PCでは情報コンテンツとして機能しているページでも、モバイルだと販売促進を意識し割愛しているページがあったりすると思います。サイトによっては、内部リンクを設けて、そういったページはPCページをそのまま見せているケースもあったりするとは思いますが、いずれにしてもモバイルページを作るべきだと私は考えています。

今ではPCを利用せずスマホだけで充分に情報を得ようとしているユーザーも多く、情報コンテンツページが販売促進の一助になったりするケースもあります。モバイルでの情報コンテンツページを(販売促進導線上)単純に割愛するのではなく、情報を入念に知りたいユーザー向けに(リンク導線を厚くしないまでも)しっかりとモバイルページとして機能させておくべきでしょう。そういう意味でも、極力モバイルページもPCページと同じように最大化することを心掛けてください。逆に考えれば、モバイルで必要の無いページはPCでも必要が無いかもしれません。そういうことを考えながらリンク導線に強弱をつけ、インデックスを最適化していく必要もあります。

展開ボタンやタブ切り替え等は気にしない

PCでは、アコーディオン形式によりデフォルトでコンテンツが隠れていたり、タブの切り替えによらないと閲覧できないコンテンツはクローラーが無視すると言われています。しかしながら、MFI導入後は「モバイルなら使い勝手を考慮しても隠すべき要素は出てくるよね」という観点から、デフォルトで隠れているコンテンツでもしっかり検知してくれるようです。

ですので、展開ボタン等やJavaScriptを上手く活かし、ユーザーの使い勝手を追求すると良いでしょう。但し、表示速度には充分気を付けながら制作ください。

ふわふわ

テストは始まっている?

海外SEO情報ブログを拝読するに、もう既にMFIのテストは一部で始まっているようです。MFIになったら検索結果順位だけでなく、11位以下のサイトページのクリック率等も気になるところです。

前述事項を検証・確認しながら、MFIになる日を楽しみに待ちましょう☆


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