YMYLを気にするより…

SEOの話というよりはWEBサイト運用スタンスとしてあるべき話を考えたいと思い、このカテゴリに書いてみます。続く医療・健康アップデートに対して「こうすればいい」「ああすればいい」じゃなくて、そもそもの運用体制面から見直すべきなのでは、と私個人としては考えています。

空港

ふわふわ

続いているYMYLにおける大幅な変動に対して

昨年から始まった医療・健康アップデートは今年に入っても変動が続き、本日もまた大幅な変動が起こったようです。

私が携わっている取引先サイト(美容系サイトと健康系サイト)に関しましては、このタイミングで若干順位上昇しました(各キーワードで2位分から5位分)。真っ当に運用しているサイトでも、実際にとばっちりを受けるケースもあるようですが、要はしっかりと根拠のある情報設計をし、誰が誰に何の根拠を持って伝えているかを明確に考えた上でのコンテンツであれば大幅な変動の影響(順位下落)は受けません。それでも自身の運用するサイトの順位変動が不当だと思えば、各種方法でGoogleに連絡したり相談したりすれば良いわけです。胸を張ってその連絡をしましょう。逆に胸を張れないなら…ってことですよね。

ふわふわ

もう一度よく考える

先日、ある会社の社長さん(SEOに詳しい)とお話しをしていましたが、適当な権威者を立てて(表面に出して)サイトコンテンツを形成してもYMYLにおけるアップデートの影響は受けるのではないかと考えています。上がるも八卦、下がるも八卦、という感じです。そこで、まずは以下の3つに当てはまる運用が出来るのかを考えてみると良いでしょう。

  • 権威者であれば自身のブログやサイトくらいはあるはず。その権威者が寄稿したり発言したコンテンツサイトであれば、そのブログやサイトからリンクは貼られるはず。そのブログやサイトからリンク(やアクセス支援、サイテーションやレピュテーション)があれば該当コンテンツサイトの権威性は高まる。
  • 権威者がブログやサイトを所有していないのであれば、該当コンテンツサイト内に権威者のホームページ代わりになる程の紹介コンテンツページ群をしっかり作るべき。その権威者がどれくらいの権威を持っているか実績を表せば良い。本当に権威があるのであれば、多方面からリンク(やアクセス支援、サイテーションやレピュテーション)を受けるはず。
  • 該当コンテンツサイトとしての方針が自分達のサービスに都合良い監修者や権威者にしていないか。例えば「ここのこの人はこう言っている」「ここではこう話されている」等の複数の権威者の意見を多角的に紹介した上で、該当コンテンツサイトとしての立ち位置や意見を(根拠と共に)しっかり明示できれば、HITSアルゴリズムやハブスコアの見地からも権威性は高まるはず。

ちょっとテクニカルな感じに見えるかもしれませんが、要は上記の運用をすべきです。

ただ、私としましては該当コンテンツサイトオーナーにもう一度考えてみてほしいです。簡単に言うならば以下に適合するか考えてみてもらいたいです。

  • 損得勘定抜きに心から発信したい情報なのか
  • その情報に愛はあるのか、情熱的に報じたいか
  • 何度も何度も言いたくなる、伝えたくなるコンテンツか

前述の社長さんは「ただのお金稼ぎのためだけに運用しているサイトだとどこまで行ってもアップデートに捕捉され、イタチゴッコになる。愛と情熱がなければYMYLサイトは出来ない。なので本当に啓蒙したい、世の中に発展させたいサイトビジネスだけに集中した」と仰っていました。

ふわふわ

刹那的なサイト運用をするなら…

YMYLやそれぞれの権威者の意見が分かれるようなコンテンツを手掛ける時、私が最もオススメする方法は前述の中の以下のやり方です。

該当コンテンツサイトとしての方針が自分達のサービスに都合良い監修者や権威者にしていないか。例えば「ここのこの人はこう言っている」「ここではこう話されている」等の複数の権威者の意見を多角的に紹介した上で、該当コンテンツサイトとしての立ち位置や意見を(根拠と共に)しっかり明示できれば、HITSアルゴリズムやハブスコアの見地からも権威性は高まるはず。

この進め方で良くないわけがありません。これを実践するには自分自身でたくさん勉強し、あちこちに足を運んだりアプローチして、その結果ひとつの意見や立ち位置に到達するわけなので、多角的に見ても評価されます。そしてその到達までの経緯をしっかりと書き記すことが重要です。当然テキストコンテンツは長くなりますが、それで良いと思います。大事な話なわけですから。

YMYLに関わるサイト運用を刹那的に考えてはいけません。サイト運用はペット飼育と同じで、最後まで(半永久的に)運用する覚悟が必要です。いつまでも不特定多数の目に触れることを考えなくてはなりません。そう考えた時、自分のサイトのせいでどこかの誰かを不幸にしたり、間違った情報を与えてしまったりしないよう、もう一度運用スタンスを考えてみてはいかがでしょうか。