昨年12月にGoogleニュース検索での表示に関して、サイトオーナー側は特別な申請が無くなりました。つまり、Googleニュースのコンテンツポリシーさえ遵守していればどんなサイトメディアでもニュース枠への掲載候補となっています。そして、この度そのニュース枠掲載状況をサイトオーナーはGoogle Search Consoleで確認できるようになりました。
どういうこと?
Googleが公式にツイートした内容は下記です。
We’ve heard Webmasters ask for it, so today we’re launching a new search type filter: News! Now you can analyze traffic coming from the News tab on Google Search. Learn more about filtering data on Performance reports https://support.google.com/webmasters/answer/7576553#filteringdata
— Google Webmasters(@googlewmc) 2020年7月21日
引用)@googlewmcより和訳
また、このGoogle Search Consoleで確認できる対象のニュースに関しては、飽くまでもGoogle検索からタブで「ニュース」に切り替えた時に掲載される枠のみが対象で、通常検索結果において表示されるニュース枠の部分は対象外とのことです。
これはニュースタブの時のみのフィルタリングで、トップストーリーのカルーセル枠は対象外です
引き続きE-A-Tに向けた意識を
一方でこのニュースタブ枠に掲載されたことのあるサイトは少ないかと思います。更新性が高いニュースメディアであれば掲載されがちですが、更新性の低い企業サイトや個人サイトは掲載されにくいと思います。高い更新頻度で健全な内容の記事をアップしている前提で、ニュース枠やニュースタブ枠に掲載されるにはDiscoverの時もそうですが、E-A-Tが大事ですね。
E-A-Tと言ってしまうと言葉が独り歩きして、まるでひとつのアルゴリズムや固有名詞であるかのように追いかける人もいますが、そうではなく、ただ「信頼感のあるサイトになる」「専門性が高くて深い内容の記事が多い」「誰しもが真似したり引用する程の権威や人気となる記事が多い」ことを目指せば良いだけです。あとはそこに向けて、自分ならどうやってアプローチしていくか考えれば良いだけですね。そして、これを達成し続けられるようになるのは月単位、年単位かかるということも理解しておくと良いでしょう。
まぁ、そもそも究極的にE-A-Tを達成し続けられるようになった時は、検索エンジンからの流入に依存しなくても良くなっているかもしれませんけどね(笑)。