スキルアップはゴールじゃない

「スキルアップしたい」とか言う人に対して、やはり私はいつも思うんです。「スキルアップはお金を生まないよ」と―。今日はそんな持論をふわふわとここに記載しておきます。

スキルアップはお金を生まない

入社したての人にありがちですし、「スキルアップ」というのは目的がまだない人が口にしやすい、耳障りの良い言葉です。人によっては知識だったり、腕(テクニック)だったりを増やすことがスキルアップと考えることが多いでしょう。「○○力」を向上させる――みたいなイメージで口にする人が多いのかなぁ、と思います。

しかし、その口にしがちな「スキルアップ」は絶対その人のゴールではないはずです。大事なのは「スキルアップした先に何をするか」であって、「スキルアップ」そのものを目的にするのは危険です。むしろスキルが高まったと思えば思うほど、誰かからの雇われ根性が強くなりますし、“人に使われる”側に立ちやすいように感じます。「スキルアップ」自体は事業としてお金も生みません。これは結構長い間私が頑固に思っている内容です。

「じゃあ、スキルアップしなくて良いのか」と言ってくる人もいます。確かに、一般的な会社員の立場からすればスキルアップした上で誰かの評価を得て、それが給料等に反映されるわけですから、スキルアップのパフォーマンスは大事かもしれません。しかし、繰り返しますが「スキルアップ」は事業としてのお金を生みません。そうではなく「ビジネス」がお金を生むのです。「ビジネス」を作るからそこにお金が生まれるわけです。そして価値を生むのです。

だから「スキルアップ」は「ビジネス」を生むための過程なのです。言い換えれば「ビジネス」を生むために身に付いた結果論に過ぎないのです。伴う評価だって結果論です。パフォーマンスする必要もなく、ビジネスを生んだ結果の産物です。

  • スキルアップ:お金を生まない・過程・結果論
  • ビジネス:お金を生む・目的・目指すもの

「スキルアップ」ばかりに目を向けていると環境に左右される側になりやすいわけで、やはり私としては環境を左右する側の人間になって欲しいので、「スキルアップしたい」と言う人には必ず「その先に何があるの?」と具体的に聞くようにしています。

常にビジネスを考える

じゃあ、ビジネスって何?って話になりますが、私は「人と人を繋いでそこにお金が発生すればビジネス」だと思っています(ホワイトに)。ですので、常に需要と供給を考え、時には今後起こり得る需要を予測し、そしてそれに対してどんな供給が出来るかを考え続けることだと思っています。その供給において、スキルの高い人がいればその時はその人と組めば良いわけです。

ビジネスを考えた上で、「自分にはこの能力が必要だな」と思った時、初めて「スキルアップ」を口にしても良いかもしれませんね。でもあんまり口にしてしまうと、そっちの方が優先化して本末転倒になってしまうので、やはり口にする時は目的を中心に話した方が良いでしょう。

屁理屈を繰り返して述べているように感じるかもしれませんが、私はそう思っています。


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