Facebook:Workplaceに新機能

米国現地時間5月21日、Workplaceに新機能が実装されたとFacebookが発表しました。Workplaceの新しいビデオ通話機能や、VRを活用したOculus for Businessを広く利用可能にしました。

Workplace

ふわふわ

Workplaceについて

Workplaceとは以前ご説明した通り、ビジネス向けの企業内Facebookですね。イントラネット要素だけでなく、多くのコミュニケーション機能を備えたアプリケーションです。GoogleのG Suitedesknet’sサイボウズの競合となるサービスですが、世界的規模から見ると、利用者数は順調のようです。

組織内のすべての人がつながり、効率的な働き方を可能にするWorkplaceは、有料利用者数が昨年10月から200万人増え、500万人を超えました。また、同僚とつながるためのFacebookグループである仕事用グループは、発表後6ヶ月で既に月間アクティブ利用者数が2,000万人を超えています。

引用)Facebookニュースルーム

ふわふわ

新機能について

まずWorkplaceルームをリリースしました。Google Meetみたいなものですね。これに関しては、既に同グループであるMessengerルームもロールアウトしていまして、ほぼ同じ機能を持っていると考えられます。

Workplaceのアカウントを持たない方や社外の方も含め最大50人まで招待が可能で、時間無制限でビデオ通話を使用できます。チームミーティングやオンライン飲み会、あるいはクイックな一対一の通話でも、Workplaceチャット、グループ、ニュースフィードもしくはPortalから、ビデオ通話用のリンクを簡単に作成し、チャットや投稿、メール、テキストメッセージで共有できます。画面共有機能を使えば、リアルタイムで簡単に共同作業ができます。
ルームを作成する際、他者の参加を避けるためにロックをかけたり、自発的なおしゃべりを促進するために参加を自由にしたり、もしくは不適切な参加者を削除することができます。
Workplace-Rooms-in-call

引用)Facebookニュースルーム

ただ、Messengerルームと大きく異なるのは、今回のWorkplaceルームには「Live Producer」という機能があることです。Live Producerとは、要はライブ配信です。これはデスクトップからのライブ配信機能で、配信予定の設定、画面共有、Q&A機能を使って配信対象者からの質問や投票を受け付けることができます。しかも、自動キャプション機能によって、ライブ配信時にリアルタイムで字幕をつけることもできるようです。但し、対象言語は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語ですので、日本語はまだ入っていません。

動画の自動翻訳機能も備えており、上記の6つの言語内であれば相互に翻訳することが可能で、世界中の従業員が同じ内容を理解することができます。ライブ配信後にその動画をオンデマンドで配信する際、字幕に変更を加えたい場合は編集することもできます。

引用)Facebookニュースルーム

さらに、VRヘッドセットである「Oculus Quest」を使うことで、Oculus for Businessも進みます。Oculus for Businessとは、医療業界や建築業界、その他様々な実体的ビジネスにおいて、VRを使ってテストしたり、シミュレーションを行ったり、トレーニングをしたりできるアプリケーションです。未構築の建物内をシミュレーションすることも出来ますし、医療現場における手術等のバーチャル体験もできるわけです。このビジネスに使えるアプリケーションに関しても、Workplace内のサービス機能として一式備わっており、より安全な環境化で利用できます。

Oculus for Businessプラットフォームは、VR導入時のセットアップと管理のためのソフトウェア、カスタマイズされたヘッドセット内の体験、エンタープライズ水準のカスタマーサポートを提供しており、現在一般に提供開始されています。Oculus for BusinessはWorkplace上に構築されており、Workplaceのセキュリティ基盤とプライバシー慣行に準拠しています。

引用)Facebookニュースルーム

ふわふわ

競合激化の兆し

新型コロナ禍の影響で、リモートワークやWeb会議が増えたためか、今後の働き方においてもWeb会議のアプリケーションは需要が増えてきそうです。そして、会社間でもスムーズにコミュニケーションが取れるようにするため、数多くあるアプリケーションでも、いつか1強に絞られることになるかもしれません。リーダー戦略を取るか、チャレンジャー戦略を取るか、それともニッチャー戦略を取るか…いずれにしてもWeb会議のアプリケーションサービスが群雄割拠になりました。GoogleやFacebook等の大手企業が提供するサービスか、それともZoom等に代表される専用企業が提供するサービスか、今後この業界も目が離せません。


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