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ページエクスペリエンスレポートから2項目除外

Googleは米国現地時間8月4日、Google Search Consoleのページエクスペリエンスレポートから「セキュリティの問題(Security Issues)」と「広告に関する問題(Ad Experience)」の項目を削除したと発表しました。この2つは、もともとGoogleが掲げるランキング要素に影響するページエクスペリエンスに関する評価軸に含まれていませんでした。ですので、ややこしいからレポートからも削除しようという考えです。ちなみにGoogleは従来より項目名をセキュリティの問題(Security Issues)と言っていましたが、本記事ではセーフブラウジング(Safe Browsing)と言っています。ここでは、分かりやすくするために、一部私なりの解釈で和訳しつつ、発表内容をご紹介します。

Googleからの発表内容

ページエクスペリエンスレポートの簡素化を目的に、そもそも他の項目でも確認できる2つの指標を削除したとのことです。

ページエクスペリエンスレポートの簡素化

Search Consoleのページエクスペリエンスレポートは、サイトオーナーやパブリッシャーがページエクスペリエンスシグナルに対する自分のサイトの評価を迅速に把握するための手段として、今年初めにリリースされました。本日、ページエクスペリエンスレポートから「セキュリティの問題」と「広告に関する問題」の2つの項目を削除することでレポートを簡素化し、不充分なデータの場合の説明内容も修正した、レポートの新しいバージョンを発表します。
尚、ページエクスペリエンスのランキングアップデートは、2021年6月15日から徐々にロールアウトを開始しており、2021年8月31日までに完了予定です。

「セキュリティの問題」と「広告に関する問題」項目の削除

Googleのセーフブラウジングシステムは、ユーザーがインターネット上で安全に過ごせることを目的に設計されています。時にはサイトが第三者により、なりすましの被害に遭い、セーフブラウジングの警告が表示されることがあります。このような問題はサイトオーナー側が常に解決できるとは限らないため、セーフブラウジングはランキングシグナルとして使用されておらず、したがってページエクスペリエンスレポートにも反映されないようにします。セーフブラウジングの問題は、ページエクスペリエンスレポート外のSearch Console上で引き続き表示されます。
「セキュリティの問題」と同様に、Search Consoleで同じ情報が重複して表示されるのを避けるために、「広告に関する問題」項目も削除します。広告に関する問題レポートは、ユーザーがサイトの状況を確認し、Better Ads Standardsに違反する広告を特定するための独立したツールとして、今後も利用可能です。ただ、広告に関する問題レポートがページエクスペリエンスのランキング要素として考慮されたことは今まで一切ないため、今回の変更が皆様のページエクスペリエンスに影響を与えることもありません。

ページエクスペリエンスのランキング要素

ページエクスペリエンスシグナルの構成要素である、読み込み(LCP)、インタラクティビティ(FID)、視覚的安定性(CLS)、モバイルフレンドリー、HTTPS、邪魔なインタースティシャルが無いこと、のグラフィックを更新しました。

 

レポートのその他の改善点

上記2つの変更に加え、十分にデータを取得できなかった場合の処理方法も改善しています:

  • ウェブに関する主な指標レポートページエクスペリエンスレポートに直近のデータが充分にない旨のバナー表記を追加しました。
  • Core Web Vitalsのデータが十分にない場合にレポートに「サイトのHTTPSカバレッジが不十分です(Failing HTTPS)」と表示されてしまうバグも修正しました。
  • ページエクスペリエンスレポートとウェブに関する主な指標レポートでデータがないときの説明文も分かりやすく表記変更しました。

今回の改善により、ページエクスペリエンスレポートがより使いやすくなり、皆様が優れたページエクスペリエンスを持つサイトの構築に役立つことを願っています。ご質問やご意見がありましたら、ヘルプフォーラムTwitterまでお知らせください。

引用)Search Central Blogより和訳

要は「そもそもページエクスペリエンスに含まれていなかった“広告に関する問題”と“セキュリティの問題”なので、レポートからも除外しよう。他の項目でも確認できるし。」という内容です。セキュリティの問題は「喰らってしまうケースが多いのにランキング要素に入れ込むのはおかしい」というのがそもそもページエクスペリエンスに含めていなかった理由でした。

併せて、ページエクスペリエンスやCore Web Vitalsに関するレポートも検証データが不充分がゆえに表示されなかった場合、ややこしい説明文(「カバレッジが不充分」)が記載されていましたが、それも分かりやすく「サイトに使用状況データが十分にありません(過去90日間に充分なサイトトラフィックが十分がない)」と表示されるようになりました。

ページエクスペリエンスとしてランキングに影響する項目は結局なに?

ページエクスペリエンスにCore Web Vitalsを足して、ページエクスペリエンスレポートから2項目引きました。さて、結果どうなったでしょう(笑)。
和訳内にある図の通り、Core Web Vitalsをクリアしていること、モバイルフレンドリー(スマホ対応)であること、HTTPS化していること、画面を覆いつくすインターステイシャルがないこと、の4つです。

ページエクスペリエンス要素

  • Core Web Vitals(LCP、FID、CLS)
  • モバイルフレンドリー
  • HTTPS
  • 邪魔なインターステイシャルが無いこと
  •  
    紛らわしい変更ですが、そもそもページエクスペリエンスレポートから削除した2項目はランキング要素に入っていないので、従来通りと考えておけば良いと思います。

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