Googleが検索セントラルを振り返る

2020年11月にGoogleがブログ含めWebmaster CentralからSearch Centralに変更しました。伴ってSearch Central(和名:検索セントラル)に関して、英語版のSearch Central Blogにて振り返っていますので、その記事を和訳してご紹介します。

ふわふわ

Googleによる2020年の振り返り

Search Central Blog(日本語版は検索セントラルブログ)では、検索にかかわるサイトオーナー向けの支援として、Search Consoleチームが今年1年どういう取り組みをしたか説明してくれています。ちなみに、日本語対応はまだしていません。特に新型コロナ禍において、Googleがパフォーマンスをいかに発揮したか、自賛している部分もありますので、以下和訳します。

​不思議な1年を振り返る

2020年--今年は何という1年だったでしょうか! 新しい働き方や周りの人々との協力体制、学び方や楽しみ方、そして安全に過ごすための方法を改めて発見した1年になりました。

在宅ワーク

自宅からのリモートワークを試行錯誤し、なんとか生産性を担保し続ける方法を模索している中でも、Search Consoleチームの業務が停滞するようなことはありませんでした。Search Consoleチームは常に新しいレポートや、新機能、アップデートを発表しており、その全てにおいてTwitter上では大部分の人から支援的な反応を受けています。

また、Webサイトのために考慮すべきである新しいページ速度とUX指標、そしてそれらが最終的にどのようにページ体験のランキング要因に影響するかも発表しました。効率とリソース管理は、Googlebotチームにとっても最重要課題でした。11月中旬、Webを動かす次世代の転送プロトコルであるHTTP2を使って、いくつかのサイトのクロールを開始しました。これにより、サイトにとってもGooglebotにとっても、かなりの量のリソース節約に繋がることでしょう。

そして、ご存知の通り引っ越しもしました。以前からGoogle検索関連の情報を一箇所にまとめたいと考えていましたが、実際にはなかなか実現に至っていませんでした。サイトの移動は難しいと言われていましたし、実際難しいことでしたが決して諦めませんでした(本当に大変でした)。しかし、その過程で、とても信頼できる新しい友人も出来ました。

在宅学習

従来であれば、Search Consoleチームとして、カンファレンスを重ねる中で、サイトオーナーのWebサイトを良くするために多くの時間を使ってます。ただ今年は、控えめに言っても従来通りとはいきませんでした。
私たちは流行る前からポッドキャストを始めていましたが(流行に敏感なので)、オフレコで余計な発言をすることで解雇になった社員はいません。何千人ものリスナーがいるので、これからもっとたくさん録音して、ページランクによるランキングシグナル並みの秘密をお伝えしていこうかと思っています。ぜひLibsynでチェックしてみてください。

他のメディアと比べても、動画を自宅から撮影するとなるとかなり面倒で大変だと思います。スタジオ内でスタッフの力を借りながらカメラの前に立つのとは違い、非常に稀有な経験をしたことと思います。照明、カメラ、録画システム、ビットレート、隣人のノイズレベルのコントロールなどの設定は、思いのほか難しいものです。それでも私たちはいくつかの動画を公開しました。DanielはたくさんSearch Consoleの話をしてくれていますし、Johnはニュースキャスターとしてオンラインで常駐してくれていますし、Auroraは共同ホストで私たちを紹介してくれました。
ウェブマスター会議もオンライン形式に移行しました。最初のバーチャルアンカンファレンスも実施しました。第1回目のイベントで集めた知識を生かして、今後もっとたくさんのイベントを開催していきたいと思います。

在宅でのお手伝い

在宅ワークへシフトするようになってから、皆様がオンラインで情報を見つけ、商売を維持し、必要な人が重要な情報を入手できるために、どうすれば最適に支援できるかブレストを行ってきました。
ユーザー以前に、医療機関が正しい情報を得るべく、特別な検索結果の表示を開始しました。また、オンラインビジネスを一時停止する方法や、ユーザーにイベントの変更を伝える方法についての案内を公開しました。

2021年に向けての準備

今年は例年とは全く違いましたが、私たちにとって、新しいやり方でも上手く遂行できるよう、どのような協力ができるのか多くの学びがありました。ある時はオンラインでも問題なく学べること、サイトオーナーが新しい情報を得られるようリモートで情報発信出来ること、そして新しい機能であろうとも立ち上げることはできることが分かりました。でもやっぱり、人と人との交流がないのは寂しいので、2021年には直接皆さんにお会いできることを願っています。

引用)Search Central Blogより和訳

2020年は新型コロナ禍において、ほとんどが在宅を余儀なくされました。かなり限られたコミュニケーション方法になってしまったにもかかわらず、それでも新しい方法を見つけ創意工夫を重ねることで、例年と同じようなパフォーマンスやサイトオーナー支援できたことを誇りに思っている――という、Search Consoleチームのお話ですね。
もちろん、その通りだと思います。しかも、コロナ禍においてスケジュールを遅らせたり、コアアルゴリムの更新時期の期間を置いたり、いろいろな配慮もあった(仕方なく?)ように感じます。

ふわふわ

サイトオーナー側も工夫を

それにしても、私は9,10月頃からGoogleのインデックス状況が芳しくないとも思っています。インデックス送信ができないことも然ることながら、何かしらの形でXMLサイトマップの対応が遅れた場合、ページ追加や変更がうまく反映されなかったように感じます。それは今でもあるかもしれません。そんな時はTwitterでURLを貼り付けて固定ツイートしたり、サイトトップページからのリンク導線を強化することでクロールを促進することができました。

でも、そんな動きをしているうちに、私は「サイト集客に関わるあらゆる作業がSEOに繋がっているんだなぁ」とつくづく感じることができました。理屈で因果関係を明示することは難しいのですが、結局、Googleはクロール(見て回って)して、インデックス(読み込んで)して、ランキング(評価)するだけにすぎないと実感しました。

なので、サイトオーナーにできることは、クロールされやすいようサイトの間口を増やす(集客力)ことと、インデックスされやすいようにページを有機的且つ固有化する(正規化)ことと、ランキングされやすいようにコンテンツを良くする(高品質化)ことに尽きるなぁ、と思いました。

足し算となるコンテンツと引き算となるデザインをうまく融合させ、詳しく読みやすいページをどれくらい作れるのか、そしてそれらをどう体系化できるのか、まだまだサイトオーナー側にも工夫が大事だと痛感した1年でもありました。


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