Passage(文節)ランキング始動

昨年10月に告知されたGoogleのPassage Indexingについて、「文節単位でしっかりとインデックスしてランキング」しますというPassage Ranking(パッセージランキング)が米国現地時間2月10日にローンチしたと発表されましたのでご紹介します。

ふわふわ

Googleの発表内容

GoogleのTwitterでは、昨年10月時点でのツイートにリプライする形で更新情報をツイートしています。

更新情報:米国での英語圏クエリについて、太平洋時間の昨日(2月10日)の午後にパッセージランキングが開始されました。近日中に、英語圏各国、その後他国や他言語でも適用されるでしょう。より多くのローンチがされましたら、このスレッドを更新します。

引用)@searchliaisonより和訳

米国の英語クエリでパッセージランキングが始まったようです。パッセージランキングを私の言葉でおさらいしますと以下のようになります。

検索クエリに対して、従来はページ全体の概念をもとに検索結果をランキングしていた。しかし、的確で優れた回答は必ずしもページ概念で成されるとは限らないため、文章や語句(文節)単位でも評価し検索結果にランキングさせようとする機能。それは文節単位でインデックスするのではなく、ページ単位でインデックスされるもの。あくまでもページ単位でインデックスされるが、そのランキングは文節単位でも評価される。だからパッセージランキングと呼んでいる。

ふわふわ

今後どうする?

Googleの評価が細分化されただけですので、サイト運用者として特に気を付けることはないと思います。しかし、ひとつ、より抜きんでる攻略法を考えるとするのであれば…説明的な文章を構築する時に「ちなみに…」という言葉で始まるTipsが思わぬ流入クエリを引き起こすかもしれないということが挙げられます。

Googleは文節単位でランキングする中で、本文の主旨とは異なっても的確な表現であれば評価するわけです。つまり、何かを伝える時に「ちなみに…」みたいな言い方で始まるテキストコンテンツは流入において有益になるかもしれません。例えば以下のようなコンテンツです。

※ ショートケーキについて話しているコンテンツページだと想像して下さい

・・・ショートケーキの日は毎月22日なんですって。カレンダーで見たとき、いつも22日の上には15日――つまり15(いちご)が乗っているからというわけです。面白い記念日ですね。

面白い記念日と言えば、電池の日もそうですね。11月11日が電池の日だそうですが、これは漢字にすると「十一」――つまりプラスマイナスになるので電池の電極とかけているわけですね。十一月十一日で電池2本分ですね。

さて、ショートケーキの話に戻りますと・・・

このようなコンテンツページの主旨はあくまでもショートケーキの話なわけですが、話の流れ上その中で触れた電池の日もコンテンツ評価次第で「電池の日」クエリで評価されるのです。そう考えれば「ちなみに…」という内容がいかに面白い働きをするか分かりますよね。

ちなみに、「ちなみに…」の使い方ですが(笑)、あまり多く入れこむとページ主旨がブレてユーザーも読みにくくなりますので注意が必要です。「じゃあアコーディオン形式で掲載すれば見やすくなるのでは?」と考えがちですが、MFIにおいてアコーディオン形式はランキングに評価されど、検索結果のスニペットには取り上げられないので、パッセージランキングしてもユーザーの混乱を招く可能性が高く(ユーザーが検索結果から探しにくい)、あまりオススメできる設計ではないと思います。

というわけで、パッセージランキングを考えても…Googleによるそもそものページ概念評価を考えても…ページボリュームは大きいことに越したことはなさそうですよね、今のところは。このパッセージランキングをいかに活用したコンテンツ設計し、流入に寄与させられるかはあなた次第というわけです。


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