日本語検索改良の影響について

2017年2月3日にGoogleが行った日本語検索の改良を実施した件に関しまして、キュレーション・アップデートや節分アップデート等と呼ばれていますが、キュレーションメディア以外でもいくつか検索順位が下落しているものが見受けられましたのでご紹介したいと思います。

富士山

ふわふわ

キュレーションメディアだけではない

2月3日の日本語検索アップデートを受け、既にいくつかのキュレーションメディアで検索順位下落が起こっているのは周知の事実かと思います。

辻さんによると、今回順位を下げられたのは「対象サイトから考えると、特に情報が薄いキュレーションメディアおよびテキストを中心とした新興メディア」で、具体的には、次のようなサイトの順位低下が(初期段階で)確認されているということです。

  • カラダノート:医療系(運営:株式会社プラスアール) https://karadanote.jp
  • 健康生活:医療系(運営:株式会社WEB企画) https://health-to-you.jp
  • マーミー:子育て系(運営:株式会社amaze) http://moomii.jp/
  • MARCH(マーチ):子育て系(運営:株式会社WEB企画) http://maternity-march.jp/
  • MARBLE(マーブル):女性系(運営:株式会社Candle) http://topicks.jp/
  • ガールズSlism:女性系(運営:株式会社amaze) http://slism.net/
  • curet(キュレット):女性系(運営:フリュー株式会社) http://curet.jp/
  • LINOMY(リノミー):女性系(運営:株式会社Kumar) https://m3q.jp/
  • こいぴた:女性系(運営者情報なし) http://za-sh.com/
  • 恋愛.jp:恋愛系(運営:株式会社ゼネラルリンク) http://ren-ai.jp/
  • KAUMO(カウモ):生活・モノ系(運営:カウモ株式会社) https://kaumo.jp/
  • RETRIP(リトリップ):旅行系(運営:株式会社trippiece) https://retrip.jp/

引用)Web担当者Forum

しかし、私は上記のキュレーションメディア以外でもいくつか検索順位をウォッチしている中で以下のような順位下落が見受けられるサイトがいくつかありました。

検索順位下落例①

検索順位下落例②

現段階で私が気付いた検索順位の現象は以下の3点でした。

  • 主に2月3日、4日、7日、22日のタイミングで下落しているが、徐々に下落しているサイトページもある
  • 下落幅は20位前後分~圏外まで様々
  • 下落サイトでの対象クエリは任意だったが、複数クエリで複数ページが下落している

ふわふわ

どんなサイトが順位下落の対象?

まず、(単数~複数の)サイトページのコンテンツ内容をひとまとめにして類似テキストを掲載しているサイトページは引用元の有無にかかわらず順位下落している印象です。

これは当該サイトページの文章から(変更しづらい助詞が使われている任意の)15文字くらいテキストを抜き出して、ダブルコーテーション(“)で括って検索しました。そして検索上位のサイトの内容と当該サイトページの内容を比較し、大筋同じことが書いてあれば類似と見なす方法で検証しました。今回下落しているサイトページを見ると、それがコンテンツブロック単位(<div>単位)で1つ以上の他サイトページと類似しているケースが多かったです。

もちろん、統計上はっきりと明言できる程の数をこなしたわけではなく、非常に少ないサンプル数の中で検証した個人的印象に過ぎませんが、この感覚はなんとなく間違えてもいない気がしています。ちなみに、上手くキュレートし、しっかり情報設計されているサイトページも対象になってしまっているようです。

ふわふわ

今後、不当に下落しないために

私は引用すること自体、反対ではございません(このブログでもよく引用させていただいていますし…)。ただ「そんな情報だったら引用元のサイトページを見た方が早くね?」と思われるような情報設計だったら世の中に必要ないという解釈もできるわけです。

つまり、引用してまで世に発信するのであれば、それなりの自己コンテンツや伝達事項も必要なのではないかと思います。そして物事の結論や説が引用元とは異なるような…もしくはもっと深い情報となっていれば問題にはならないのかなぁと思います。

こういう言い方をすると「何%の割合で自己コンテンツが必要?」とか、定量的な見解を求める方々もいらっしゃいますが、それはコンテンツ作成者が胸に手を当ててよく考えれば分かることかと…(笑)。

とにかくキュレーションメディアに限らずサイト運用者は念頭に置くことをオススメします。