上手くランキングしないなら…

7月13日以降で検索順位がうまく機能しないなら試してみていただきたい事項がありますので、それについてご紹介します。ランクインページがブレているサイトオーナーには有益な考え方だと思いますので、是非ご参考ください。飽くまでも個人的感想です。

ヘルメット

ふわふわ

推察される原因

Googleはコアアルゴリズムのアップデートに関してはアナウンスするようになりました。しかし、一方で毎日のように細かなアップデートは行っています。そして、どんな要素をアルゴリズムとしてロボットにインプットすれば、全体最適できるかを検証&実行しています。そう、大事なのは“全体最適”なのです。もうちょっと(個人的な推察を含めて)具体的に述べますと、ランキングする上でのAI(≒機械学習)に関しては、やはりある程度インプットする業務が生じます。まだ現時点でのAIは勝手に脳が働くわけではないので、手動でルールを注ぎ込まないといけません。
そのルールに関しては、「こういう判断軸が入ることで大半のランキングに好影響を及ぼすのではないか」という仮説をもとに注ぎ込まれるはずです。そして、それを繰り返すことで事実、何年も前より最適解なランキングになっていっているはずです。
一部のサイトオーナーが「このうちの業界のランキング、目茶苦茶なんだけど…」と言いますが、それはおそらく世界の検索市場全体のうちの数パーセントの割合なのではないでしょうか。おそらくグローバルな検索市場全体は良くなっているのだと思います。

とは言っても、その数パーセントに該当している場合、それはアップデートの副作用として捉えることが出来ます。新たに注ぎ込んだアルゴリズムルールが一定の業界においては正常機能しない、むしろ悪影響してしまっている、というケースも少なくありません。

私が思うに、ここ最近でランクインページが揺れている(日々検索順位に引っかかるページが同じサイト内で異なる)サイトの検索順位が下落しているのはこういった副作用もあるのではないかということです。Googleはクローリング(Crawling)して、インデキシング(Indexing)して、ランキング(Ranking)するわけですので、クローリングとインデキシングが正常であることが前提であれば、ランキング判断の副作用に該当していると仮説付けることができます。

ちなみに、訳の分からない重複した内容のドメインサイトをボコボコ作っているサイトオーナーが「検索順位が下落した」と言っても、私は耳を貸しません(笑)。

ふわふわ

推察される要素

さて、最近のコアアルゴリズムアップデートやSEOを行っているサイトページ群を見ていると、私には“より検索心理を紐解く学習機能が強化されている”印象を強く感じます。つまり、検索クエリの中に含まれている検索心理(インテント)をGooglebotが仮説立てて、それに対する“応え”に最も近いサイトページを切り口別(事業者サイトや比較サイト、メディア等)に順位付けして案内しているように感じます。

そして、その検索心理が複数存在する検索クエリに対して、ページが分散して存在しているサイトが、(ページ同士がカニバリゼーションを起こして)順位下落しているように感じます。要はGooglebotが検索クエリに適当なランクインページを見出せなくなってしまったのではないでしょうか?

クローラーが捕捉できていない

「アップデートによって、今までの検索心理掌握方法の精度が上がり、緻密になることで(むしろ詳しくなってしまったがゆえに)迷いが生じてランクインしなくなってしまった」イメージです。例えば上図のように「AAA」という検索クエリにおいて、今までは単純に「AAAとは」というページが検索上位にランクインしていましたが、Googlebotが「いや、AAAにはその原因を探りたがっている心理が働いている」「AAAを解消するサービスを探している心理が働いている」という新たな仮説を作り出したことで、それらにも対応するサイトページがあった場合、Googlebotはどれをランクインすべきか分からなくなってしまったのではないか、という推察です。

ふわふわ

じゃあどうすれば良い?

ここで、私の解消法に関する仮説になります。上図で言うところの「AAA」で検索順位を上げたいにも関わらず、「AAA」にまつわるページが複数存在するのであれば、「AAA」のトップページ(いわゆるカテゴリトップページ)を作るべきではないでしょうか。そして、そのトップページの中に「AAAとは」や「AAAになる要因」「AAAを解消するサービス」を紹介する導線(リンク)や案内(ナビゲーション)があれば、Googlebotはもう悩みませんよね?

クローラーにしっかり捕捉させる

さらにテクニックの話ですが、上図のように、そのAAAのトップページ(カテゴリトップページ)の各詳細案内の部分にFAQの構造化データをマークアップし、さらにそのAnswer記述内に詳細ページへのリンクを設置すれば…「AAA」の検索結果のスニペットがリッチ表示されるだけでなく、スニペット内のQuestion毎にAnswer内から詳細ページへダイレクトにクリックすることも出来るわけです。

このやり方であれば、Googlebotは迷わないですし、別に今のGooglebotの精度だけを見ているわけでもないですし、恒久的に「AAA」検索に応えるページとして絶対的だと思いませんか?
業界で例えるなら、美容系であれば施術なのか症例なのか…健康系であれば原因なのか薬なのか…色々当てはまる部分もあるのではないでしょうか。

既にこの話を2社程にさせていただいておりまして、その2社共修正を検討してくれていますが、この記事をご覧の方で最近の順位下落にお困りでしたら、是非ご一考ください。


関連記事
GoogleはChromeにて、HTTPSサイトページの中にHTTPのリソースが含まれている場合、今後は混合コンテンツとしてデフォルトでブロックしていくと、Security Blogで発表しました。 混合コンテンツって? まず最初に理解しておかなければならないのは混合コンテンツというものについてです ...(続きを読む)
Google Search Console(以下:GSC)で「アドレス変更」が実装されました。新しいGSC用に生まれ変わって導入されたので、機能自体が新しいわけではありませんが、一応Googleが公表してくれています。 概要は? Googleの発表は以下の通りです。 Launching today ...(続きを読む)
最近、非常に多くなってきたリッチリザルト。構造化データのマークアップによるものが多いですが、マークアップはしたものの、サイトオーナーは「本当に出ているのかなぁ」と疑問に思うかもしれません。そこで、Google Search Console(以下:GSC)でリッチリザルト表示がどうやって確認できるかに ...(続きを読む)
今回はE-A-Tについて私なりに書いておこうかと思います。まず知っておいていただきたいこととして、E-A-Tは無形です。E-A-Tはアルゴリズムではありません。もっと言ってしまえば幻想です。「E-A-T対策」とか訳のわからないことを言う人がいますが、単純にGoogleにとってE-A-Tは「どんな人が ...(続きを読む)

コメントを書く

コメントは承認から反映までしばらく時間がかかる場合がございます。メールアドレスが公開されることはございません。