descriptionの設定について

こういう機会なので、今回は<meta description>の設定についてご紹介したいと思います。以前に「タイトルの設定について」はご紹介しましたが、意外と疎かにしてしまいがちなのはdescriptionです。私がご提出する内部指示書でも2番バッターとしてのご紹介ですが、タイトルの設定のご説明でかなりの時間を費やすため、ミーティングでもdescriptionの話は短く話してしまいがちです。ですので、ここでちゃんとご説明したいと考えています。
ひとつひとつ丁寧に
企業のサイトにおいてはかなり適当に設定しているケースが目立つのですが、私が地味に意識しているのは検索結果画面のスニペットによるクリック率(アクセス数)への影響です。descriptionは適当に設定して、短すぎたり長すぎたり、はたまた検索クエリに合致した単語が含まれていないと、本文から拾われてしまい、「 … 」という形で接続されたり切られたりしてしまいます。そこで、私がご注意いただきたい要素を自論(持論)としてご案内します。
ふわふわ


descriptionにおける5つの注意点

私がここで述べたいのは以下の5つです。

  • 1ページあたりオリジナルで表記すること
  • ページ内に入っていないコンテンツ要素をdescription化しないこと
  • 60文字、100文字、120文字程度で文章を区切りながら記載すること
  • 検索クエリに合致する単語を含めること
  • 検索心理を読み取った文言を入れること

1ページあたりオリジナルで表記すること

当然ですね。WebMasterToolでのHTMLの改善項目にもアラートが出ますが、重複して良いはずがありません。1ページ1ページちゃんと作られているものなのであれば当然descriptionも異なるはずです。

ページ内に入っていないコンテンツ要素をdescription化しないこと

これも当然ですね。meta descriptionはまだサイトに流入していない人に対して「こういうことを述べているページですよ」という紹介をするものです。もし、titleにサイト名が表記されていないようでしたら、しっかりとdescriptionで説明しなければなりません。仮にページ内に入っているコンテンツを無視して、ユーザーを扇情するテキストで構成されているならば、評価は良くないと思いますので改める必要があります。別の側面で申し上げるならば、ページ内が画像ばかりで構成されていたらdescriptionとの整合性を取りづらくなりますので、ページ内にもdescriptionに付随するコンテンツをテキストベースでしっかり記載することをオススメします。

60文字、100文字、120文字程度で文章を区切りながら記載すること

descriptionは120文字程度(240byte)が推奨されていますが、私が確認した範疇では109~121文字程度で切れている印象があります(任意をスニペットを10個程度確認)。ですので、私がオススメするのは100文字程度で収まるようなdescriptionを設定した上で、サイト名や最後の一言程度で残りの20文字くらいを記載することをご提案しています。ちなみに勿論、変に切れてしまうことでのスニペットからのクリック率の低下を懸念してご説明しています。
また、60文字というのはスマホです。現在はスマホからの流入が全体の80%を超える割合になるサイトも珍しくありません。当然スマホからのクリック率を考えるとキレイに表示させたいものですので、60文字以内でうまく最初の文章が収まるようにも考えておきましょう。私が検証したパターンですと56文字~59文字でぴったり表示されるようです。詳しくは「ふわふわビジネスブログ」と検索して当サイトのスニペットをご確認ください。
スマホの場合はしっかりと対応されているページに対して「スマホ対応 – 」という文言が登場します。しかし、私が調べた限りでは、スマホのスニペットにおいてはこの文言によって切れる文字数が変わるということは無さそうです。
ただし、PCにもスマホにも言えることとして、ブログやWordPressにおける投稿ページ等のように、日付を記載しているページの場合は「2014/1/23 – 」等のように日付分として6文字(12byte)前後文字数が削られるので注意が必要です。
description例

検索クエリに合致する単語を含めること

今後はどうなるか分かりませんが、検索クエリと合致した単語(共起語含む)は太字になります。太字があることは直感的にユーザーもクリックしやすいです。検索クエリに合致する単語だけではなく、titleでは含めきれなかった共起語や単語を(ページ内にもあることを前提に)組み込んだりすることで、Googleのクローラーがスニペットとしてしっかりdescriptionを拾ってくれやすくなりますので、しっかり含有したdescriptionにしましょう。

検索心理を読み取った文言を入れること

実はクリック率を上げるために最も重要と言っても過言ではない考え方です。検索クエリには3つの種類があり、”クエリの種類には大きく分けて「Navigational(案内型」と「Informational(情報収集型)」、「Transactinal(取引型)」の3つがある”とマット・カッツ氏も述べていましたが(引用:「海外SEO情報ブログ」)、ここで言うところの「Informational(情報収集型)」において特にクリック率を発揮させやすいのがこの考え方です。ユーザーが知りたい情報に対して「このサイトに答えが載ってるよ」ということを演出するdescriptionを設定してあげるのです。簡単に言ってしまえば、「〇〇とはどういうことなのかご説明しています。」「〇〇のやり方について詳しくご説明しています。」って書いてあげれば良いんです。もちろん…もちろん、コンテンツ内にもあること前提ですよ。
対象となる検索クエリ(キーワード)は、ビッグワード等とは違い、ミドル~ロングテールワードが対象になろうかと思いますが、その分ユーザーの知的欲求も強くなります。ですので、その検索心理を読み取って、それに呼応するdescriptionを記載することが大事なのです。
私は、ある企業サイトの中で常時検索順位1位を維持している3つキーワードとその対象ページのdescriptionを上記を目的に変更し、インデックスしたスニペットにおける変更前1ヶ月と変更後1ヶ月のクリック率をWebMasterTool上で確認したところ、3つの平均で約1%ほどクリック率が上昇しました。もちろん季節要因や検証数の不足等、色々な要素がありますので厳密に確定はできませんが、この検証をしてからdescriptionの大切さを痛感したものです。


ざっと以上です。SEOの目的がアクセス数の増加なのであればクリック率は見過ごせないと思いまして、descriptionを切り口にご紹介してみました。せっかくですのでサイト運営者の方は、今のような年末年始の空いている時間や隙間を縫って、コンテンツの見直しと同時にちょこちょこと修正されてみてはいかがでしょうか。気が滅入ること間違いなしかもしれません(笑)。