2019年4月から始まったGoogle Search ConsoleにおけるDiscoverのレポートですが、今まではAndroidとiOSのGoogleアプリでの表示に関するレポートだけが対象でした。でも、この度Chromeでの表示に関するレポートも含有されるようになったとSearch Central Blogで米国現地時間2月2日に発表されました。記事を和訳してご紹介しますので、Search Consoleレポーターは理解しておきましょう。
サチコ内でDiscoverアクセスが増えていく
要は、Search Console内でのDiscoverレポート部分に新しくChromeブラウザからの表示やクリックが加わるため、急に「Discoverに取り上げられることが多くなった!」と思いがちですが、単純にレポート対象が広がったよ、って話です。
Search Console DiscoverレポートにChromeデータが追加
Google Discoverは、ユーザーが特定の何かを検索していなくても、興味のある最新トピック情報を得られる人気の方法です。パブリッシャーやサイトオーナーは、Discoverのパフォーマンスレポートにアクセスして、AndroidとiOSのGoogleアプリに表示されるDiscoverで自分のサイトのパフォーマンスに関する重要な指標を確認することが出来ます。
また、AndroidまたはiOSのChromeで新しいタブを開いた時にDiscoverコンテンツに遭遇する方法もあります。しかし今まではChromeからのDiscoverトラフィックについては、既存のDiscoverパフォーマンスレポートには含まれていませんでした。
それが今回Search Consoleで、Chromeからのトラフィックも含めてサイトのDiscover表示回数とクリック統計を確認出来るようになりました。
このデータに関しては、数ヶ月かけて徐々にSearch Console Discoverパフォーマンスレポートに反映されるようになります。つまり、レポート対象のサイトトラフィックが、以前よりも上昇する可能性があるということです。
ChromeからのDiscoverトラフィックは、今日のトラフィックの一部から徐々に検証対象となり、新しい発信元リファラhttps://www.google.com/が使用されるようになり、GoogleアプリのDiscoverで使用されているリファラと同じになります。以前までのリファラwww.googleapis.com/auth/chrome-content-suggestionsではなくなります。
レポートに関するご質問やコメントについては、Search Centralのヘルプフォーラムにお気軽にお問い合わせいただくか、その他のチャンネルからお問い合わせください。また、Discoverのコンテンツがどのように表示されるかについて、考慮すべきヒントと詳細説明しているGoogle Discoverと自分のWebサイトページもご参照ください。
引用)Search Central Blogより和訳
徐々に増えて見える感じ
米国現地時間2月2日からChromeに表示されたDiscoverが対象となって徐々にSearch Consoleに反映されます。ですので、過去のChrome表示分が反映されるわけではございません。ですので、Search ConsoleでDiscoverレポートを常時見ている人にとっては徐々にDiscoverで取り上げられたように見えるかもしれません。
もしかしたら本当に徐々にDiscoverで取り上げられるようになったかもしれませんが、まぁ大抵の場合は「今まで通りの表示の感じが分かるようになった」に過ぎないと思いますのでご注意ください。