• About This Result機能の更新情報

About This Result機能の更新情報

まだ日本には導入されていませんが、既に英語圏では「About This Result(この検索結果について)」機能が実装されています。今回はこの機能によって知り得る情報に新しい情報が追加されたとのことで、The Keywordでその説明がされています。この「About This Result」機能はWebサイトの信憑性を測る上で役立ちますので、おそらくいつか日本にも導入されるはずです。ですので、ちょっと先んじてご紹介しておきます。

GoogleとSEO

機能更新

もともと「About This Result」には、該当WebサイトページにおけるTLS化の有無、検索クエリとの合致性、リンク元、地域性等が表示される仕組みでしたが、どうやら以前と比較してUIデザインも変わっていますね。引き続きベータ版での提供のようですが、「About This Result」機能に関しては今回を機にご破算して考えたほうが良さそうです。以下、The Keyword記事を和訳します。

オンライン上の情報評価に役立つ検索機能

COVIDワクチンに関する情報や、ローンの申請方法などは、信頼性が高く関連性のある情報にアクセスできることが非常に重要です。ユーザーは特に需要が高まった局面で、信頼に値する質の高い検索結果を求めてGoogleを利用するものです。
そのためGoogleでは、最も有用で質の高いコンテンツを優先的に表示し、重要なテーマについては信頼度の高い情報に直接アクセスできるようなランキングシステムを設計しています。また、オンライン上で見つけた情報について、さらに深い情報を提供する新しい方法を検討しており、専門家による研究やベストプラクティスに基づいた、より多くの情報お役立ち機能を導入しています。
 

「About This Result」によるさらなる情報提供

今年初めに、「About This Result(この検索結果について)」機能を開始しました。この機能では、Webサイトの概要、最初にインデックスされた時期、サイトへの接続が安全かどうかなど、ユーザーがWebサイトにアクセスする前に、そのサイトに関わる詳細情報を提供していました。今後数週間でこれらの項目を拡張し、Google検索で見つけた特定のトピックやその情報元についてより詳しく知ることができるようにします。

この「About This Result(この検索結果について)」機能には、新たに重要な情報が追加されます。検索結果の右上に表示される3点リーダーをタップすると、そのページについて次の情報が表示されるようになります:

  • 情報元に関する詳細情報を見る:情報元に対するWikipediaの説明に加え、利用可能であればそのサイト内で自身の情報元について記されている内容も表示されるようになります。
  • 他のユーザーがそのサイトについて何を言っているかを知る:ニュースやレビュー、その他の背景情報など、他のユーザーがそのサイトについて書いたものを読むことで情報元の評価に役立ちます。
  • トピックについて詳しく知る:「About the topic(トピックについて)」という項目では、同じトピックについてトップニュースとして流れる報道や他の情報元からの検索結果などの追加情報を見つけることができます。

about-this-result

ユーザーにとって、Googleで簡単に情報を得ることだけが目的ではありません。特に自分がよく知らない情報の場合、その情報の出所を知りたいと思うことが多いはずです。今回の「About This Result(この検索結果について)」機能アップデートにより、ユーザーが情報元の信憑性をより容易に識別できるようにしたいと考えています。このアップデートは、今後数週間のうちにアメリカで英語版が提供される予定です。また、世界中でより多くの国でも提供できるよう取り組みを続けています。
 

文脈の情報力を

Googleには、オンライン上の情報の信頼性を評価する様々なツールが用意されています。例えば、独自性かつ権威性のある情報元かどうか、Web上で公開されているファクトチェックツールで簡単に判断できます。Googleでは、検索、ニュース、Google画像検索の結果に関連するファクトチェックの情報を特別表示しています。これらのファクトチェック機能によって、今年だけでも検索から数十億回の流入に貢献しています。

Googleが提供できる最も重要な情報のひとつは、役に立つ情報や関連する情報がWeb上でまだ入手できない場合に、そのことをユーザーに知らせることです。急速に変化していく出来事の場合は、事実より憶測の情報の方が早く伝わってしまうことがあります。また、検索しても関連する情報が存在しない場合もあります。このような場合には、時間を空けて確認するか、別の検索方法を試すことを推奨する通知を表示します。

こういった機能は、ユーザーがオンラインで見つけた情報を評価し理解するための、カンタン便利な方法を提供することが目的です。これからもGoogleでは、機能を改善、追加し、情報を簡単に見つけ使ってもらうための新しい方法を模索し続けます。

引用)The Keywordより和訳

情報そのものを評価する情報を

情報過多が続く時代ですから、情報自体も玉石混淆ですし、巧妙な虚偽情報も跋扈している状態です。Googleはそれを打開すべく、スニペットで紹介するWebサイトページ自体を客観的に評価する機能を実装しようとしています。まだ米国の英語圏のみでベータ版テスト中ではありますが、今後世界中に導入すると明言もしています。

基本的に真っ当なWebサイトページであれば気にする必要もありませんが、やはりユーザー評価や権威性を意識することが重要かと思います。既に死語になっている(今まで使い方を間違っていただけなので意識する必要もない)E-A-Tの世界の話ですね(笑)。

いすれにしても今後求められるコンテンツは独自的で科学的な情報ですので、ここに関してはどんどん追求するようにしていきましょう。

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