Google米国で検索結果の深掘り機能

GoogleではGoogle米国での英語圏において、「About This Result(この検索結果について)」機能が実装されたことを米国現地時間7月22日にThe Keywordで発表しました。もともと2月から一部にはベータ版として導入されており、5月のGoogle I/Oでもこの「About This Result」については言及されていましたが、ようやく正式版となるようです。今後より多くの人にも展開していくとのことですので、先んじて知っておいても良いかなと思います。

GoogleとSEO

ふわふわ

The Keywordでの発表内容

まずは、The Keywordでの発表内容を和訳してご紹介します。

検索でさらなる情報と学びを得る

Googleで情報を検索すると、皆様は当たり前のように、一瞬で多くの関連する結果が表示されることに慣れていることでしょう。しかし、思っていた通りの検索結果が得られなかった場合等、Googleがどのように検索結果とクエリとを結びつけているのか気になったことだってあるのではないでしょうか。
今回は、Googleがクエリに対して検索結果をどのように導き出したか、また、Google検索をより活用するための便利なヒントを簡単に見つけられる機能をご紹介します。本日より、ほぼ全ての検索結果の横の3つの点をクリックした先にある「About This Result(この検索結果について)」パネルにアクセスすると、検索結果に関するより詳細な情報が表示されるようになります。

関連性の高い、有用な検索結果

Web上には膨大な量の情報があり、それらを整理する手助けがなければ、必要な情報を上手く見つけることはほぼ不可能です。Googleの検索システムは、何千億ものページの中から最も関連性が高く信頼性の高い結果を探し出し、それを役立つ形で表示するという、まさに膨大な情報を整理して紹介するために設計されています。
クエリに対して、どれが関連性があって信頼できる情報なのか、Googleが判断する術は様々な評価要因に基づいています。複雑に見えるかもしれませんが、基本的な概念の中には実際、非常にシンプルなものもあり、それは検索者が検索結果を理解しようとする際にも役立ちます。
本日より「About This Result(この検索結果について)」機能では、Googleが検索結果とクエリを結びつけるために使用している重要な要素の一部の情報を、検索ユーザーにも表示するようにします。その理由は、これらの要素がGoogleにとって検索結果の関連性を判断するためだけでなく、ユーザーにとっても検索結果が有用かを判断するのに役に立つと考えたためです。

Googleでは、関連性を判断する要素を検索結果上ですでにいくつか表示していますが、今回「About This Result(この検索結果について)」パネルに追加する形で、ユーザーが探している結果かどうかを今まで以上に簡単に評価できるようにしました。以下、表示される要素の一部をご紹介します:

  • キーワードの合致性:情報の関連性を判断する際に、シンプルで最も重要なのは、ページ内に検索されたキーワードと同じキーワードがあるかどうかです。
  • 関連する用語:Googleはクエリに関連しているとシステムが判断した用語も検索対象とします。例えば「魚をオーブンで調理する方法」と検索した場合、「焼く」や「レシピ」等、同義語的にクエリに関連する用語の他ページも対象としています。
  • リンクの確認:クエリに関連する内容で他ページからリンク紹介されているページは、検索ユーザーが求める内容に関連している可能性があります。また、リンクを見ることによってそのページが該当トピックにおいて、どれくらい他のコンテンツ作成者からの評価を受けているかの判断軸となるでしょう。
  • 地域としての関連性:Googleのシステムでは、皆様が検索に使用している言語や、国や地域などの要素も考慮して、地域に関連したコンテンツを提供しています。例えば「ゴミの収集日は何曜日ですか」と検索した場合、お住まいの市や州に該当する結果が得られると便利なはずです。

検索結果を最大限に活用する

たまに、Google検索で表示された結果が自分の探している内容とはまったく違う場合もあると思います。
「About This Result(この検索結果について)」パネルでは、ユーザーが検索しようとしている内容をGoogleがさらに深く理解するために、検索上の役立つヒントも表示されるようになりました。パネルには、ユーザーが求める検索結果を得るため、検索条件を変更するために利用できる検索テクニックや検索設定が表示されます。
例えば、普段は英語で検索している方が、別の言語や別の地域の検索結果を見たい場合、「About This Result(この検索結果について)」機能を使えば、今よりも簡単に検索設定を変更することができます。
また、検索結果を調整することもできます。例えば、「最適なジョギングシューズ」と検索したとします。通常、Googleはクエリに関連するコンセプト(この場合は「ランニングシューズ」)に関する結果が出てきますが、あなたが本当に求めているのは「ジョギング」に最適なシューズのはずです。

「About This Result(この検索結果について)」機能では、検索ユーザーが本当に欲しかった情報にたどり着くための様々なヒントが表示されます。例えば、単語やフレーズを引用符で囲むと、その単語を完全一致で言及している検索結果を得ることができますし、マイナス記号を使うと、特定の単語を検索対象から除外することができます。

この新しい機能は、Googleで表示された検索結果の詳細情報を得るために便利です。「About This Result(この検索結果について)」機能で、情報元に関する情報をすばやく確認できることや、検索結果に特に関連性がないと思われる場合、また検索結果が急速に変化している場合に通知を受け取れられますし、これら機能は皆様が探している情報を見つけ、また見つけた情報をより良く評価できるようにすることを目的としています。「About This Result(この検索結果について)」機能は、まずアメリカで英語版が提供されますが、今後数ヶ月のうちに、本機能やその他の関連機能をより多くの人々に提供していきたいと考えています。

引用)The Keywordより和訳

今回のこのAbout This Resultに関しては、検索結果にそのWebページが選ばれた根拠を知るだけでなく、それの適格性についてのフィードバックも出来るような仕組みのようです。まだ米国の英語圏だけのようですが、いつか日本にも導入されるようになるかもしれませんね。

ふわふわ

外部リンクは重要なんだなぁ・・・

一時は「外部リンク効果は無くなる」とか「外部リンクは意味ない」とか言いふらすSEO会社がいましたよね。おそらく外部リンク売買を止め、自分たちのコンテンツテキスト納品企画を売り込みたいがために、テキトーに営業が取引先に吹聴していたと思われます。私はその都度、取引先から「外部リンク効果って無くなるの?」とよく質問されたものでした。かれこれ3年くらい前のことでしょうか。その時の私の回答は「Googleは外部リンクの効果と評価を無くすことは無いと思います。そして、正確には“リンクプログラムによる不自然な外部リンクはGoogleに捕捉され効果が無くなる”わけで、それをSEO会社が情報操作するような言い方で営業しているだけだと思います」という内容でした。私はあちこちで、この内容を何十回も言った覚えがあります(笑)。

そして、改めて今回の発表内容を読むと、以下の内容で記載されていることが分かります。

検索クエリに対して、検索結果に表示するWebサイトページの評価基準のひとつとして、「そのページが他のWebサイトページからどのようにリンク紹介されているか」がある。それはリンク紹介内容によっては、検索ユーザーが求める内容に関連しているサイトページに辿り着ける可能性があるから。しかも、リンクを見れば、どれくらい他からの評価を受けているかの判断軸にもなる。

ということは…「どういうコンテンツを作ればどういうところからリンク紹介されるか」をしっかりと考えてコンテンツ作成していけば良いわけですね。「どういうリンクを貼れば良いか」では無いですからね、決して。まぁ、だいたいコンテンツを書きまくっていくと、どういう人がどうやって読んでくれるかが分かってくるので、それに合わせてコンテンツ方針を考えていくと良いと思います。

むしろ、今後は検索上位の競合WebサイトをAbout This Resultで検証・分析しやすくなるかもしれませんね。日本への導入が待ち遠しいです。


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