Instagramは本日、Instagramが絶好調とのことと、自分の投稿コメント対象者を制限できる機能をリリースしたと発表しました。広告主数も全世界で200万社を超えたらしく、今や飛ぶ鳥を落とす勢いですね。
月間利用者数が8億人に
Instagramでは、米国での現地時間9月26日に全世界の月間アクティブ利用者が8億人を超えたと発表しました。ちなみに毎日利用しているのはその中で5億人だそうです。日本国内での最新のアクティブ利用者数はまだ発表されていませんが、肌感では相当数が利用していると推察できます。
コメントコントロール機能
そのInstagramが本日から導入した機能がコメントコントロールです。
アカウントを公開している場合、その投稿のコメント対象に関して(従来の機能と合わせて)以下の制限を設定することが可能です。
- コメント対象者のフォロー、フォロワー内外の選択
- コメント許可の対象者
- コメントをブロックする対象者
- 不適切な表現コメントの排除
- 指定したキーワードを含むコメントの排除
設定は投稿単位で出来るわけではなく、飽くまでアカウント単位になります。プロフィール画面の歯車アイコン内[コメント]にある[コメントコントロール]から設定できます。
ちなみに他にも、Instagramでライブビデオを閲覧中、不穏なことがあったら匿名で通報することができる機能も実装されました。通報を受けると、Instagramが該当者にメッセージを送り、サービス支援を促します。これは最近増えている自殺予防や犯罪動画投稿の抑止に関わる機能だと思われます。
SNSに求められる攻めと守り
特にFacebookとInstagramが力を入れていますが、最近のSNSに求められるのは攻めと守りの両方であることがよく分かりますよね。
攻めというのは、SNSの機能面での楽しさ、面白さ、使い勝手の良さ、等です。
守りというのは、安全面、安定面、犯罪&いじめの抑止力、等です。
どちらも求める内容に終わり(キリ)がなく、これからもずっと続くと思われます。ですので、これからのSNSは膨大な情報の管理やインフラ整備が出来る体力のある企業が生き残っていくことになるでしょう。
一時は訳の分からないキュレーションメディアやSNSがわんさか登場してきましたが、これからはそういうメディアのリリースが鈍化されていくかもしれませんね。