検索ニーズを拾った施策事例

今回は検索クエリから考えたページの成功事例についてふわふわっとご紹介します。
その前に一般検索結果からのクリック率を再度おさらいしましょう。ここ最近の事例では、「海外SEO情報ブログ」でご案内されていたCATALYSTのCTRデータNetBoosterのCTRデータが私にとって記憶に新しいのですが、私は一般検索結果のクリック率をざっくりこんな感じで把握しています。
一般検索CTR予め申し上げておきますが、私の感覚値でございます。色々なキーワードをWebMasterToolや解析ツールで見てきた個人見解の経験値ですので、信用しないでください(笑)。11位(2ページ目)以降は1.5%から徐々に減っていくイメージで考えています。もちろんキーワードによってもクリック率は大きく異なりますし、ビッグワードのクリック率は全体平均より若干低め、ロングテールワードのクリック率は全体平均より若干高めという数値も確認済みです。

というのを前提でこれからお話しさせていただきます。
リラックスがてら

検索ニーズからの発見

私が個人で運営しているサイトにおきまして、定期的にWordPressのJetpackというブラグインで流入キーワードを見たり、WebMasterToolの検索クエリを確認したりしているのですが、私が施策していない検索クエリが目立ったのです。WebMastertoolでは表示回数のみでクリックはされていなかったキーワードでして、月間2,500くらい検索されている(であろう)ある一般商品名でした(一般商品名と言いますのは、「スマホケース」みたいなワードだったのですが、ここでは伏せさせていただきますね)。そしてJetpackではその商品名の派生ワードからの流入がチラホラ散見されたのです。

その一般商品名で実際に検索してみると検索結果にはECサイト系や通販サイトがズラリと並んでいます。要は購入を促すページばかりだったんです。しかしながら、私がそのキーワードに関して色々調べていくと「(その一般商品は)必要ですか?」という質問がSNSやQ&Aサイトにかなり挙がっており、キーワードプランナーで調べると「(一般商品名)△必要」で検索回数が月間1,300あったのです。

専用ページを作成し内部リンクを集約

その一般商品名はもともとテーマ性が高かったキーワードでしたので、そこで私は早速「(一般商品名)は必要か?」という題目のtitleタグを設置し、コンテンツページを作成。内部リンク構造が面倒でしたので、サイドバーに(内部リンク)バナーを設置し、特集のような形をとることでクローラビリティを高めてみました。するとしばらくキーワードのカニバリゼーションはあったものの、3ヶ月もすると「(一般商品名)」の単ワードで検索順位21~23位をうろつくようになったのです。

3ページ目で脅威のクリック率

しばらく経ってからその単ワードのクリック率を見てびっくり!なんと平均1.76%のクリック率がありました。21位~23位をうろつく検索順位なのにクリック率1.76%には驚きました(単ワードだけで毎月40~45くらいの流入、派生ワードも入れると毎月約80くらいの流入でした)。なぜこんなにクリック率が高かったのか?理由は簡単だと思ってまして、要は検索結果に「うちの商品は良いよ」というページが乱立している中、3ページ目ではじめて「そもそも必要か?」みたいなページにユーザーが出会ったのだと思います。これによってクリックが促進されたのだと私は考えています。
ふわふわ

施策付けする時は上位ページを確認すること

私の今回の施策ページはその該当する一般商品に関する種類やオススメを紹介しつつも、販売促進を行っておりませんので費用対効果や獲得数等は図れませんでしたが、そもそもの必要性から謳ったページでしたので、販売促進をすれば獲得数の効果には自信があります(笑)。

しかしながら今回私がご説明したかったのは、“検索順位だけではなくとも検索ニーズを捉えたページ(≒タイトルやスニペット)を作成できれば、流入を促進することも可能”ということです。これも立派なSEOだと思います。そしてそのためには、該当する検索クエリのニーズ(検索心理)をSNSやQ&A、派生ワードから仮説立て、検索結果の上位ページを確認し、優位性や差別化を考えたページを作成する必要があります。
ふわふわ
検索順位1位を狙うだけでなく、こんなことも考えて施策できたら…もしかすると検索順位が1位になるよりよっぽど流入数が増加するかもしれませんね。