Googleは米国現地時間2月29日、地域系(民泊、ホテル、レストラン)や商品、イベント系のコンテンツページを検索結果にカルーセル表示できるリッチリザルトについて、構造化データのマークアップ方法を(ベータ版として)ドキュメント作成しました。既に日本語版も出ていますので分かりやすいですね。それぞれの対象コンテンツタイプ(LocalBusiness/Restaurant / Hotel / VacationRental、Product、Event)毎にサンプルも掲載してくれていますので是非ご参考ください。
新しいカルーセルのドキュメントの追加(ベータ版)
内容:カルーセルの(ベータ版)構造化データのドキュメントを追加。
理由:旅行、地域、ショッピングクエリなど、新しいクエリタイプのカルーセルマークアップをサイトオーナーが簡単に追加できるようにするため。
引用)Latest documentation updatesより一部和訳
どういうこと?
カルーセル表示のための構造化データをマークアップすると、下記のように検索結果に表示できるようになるかもしれません。
これがマークアップできる対象はローカルビジネス(民泊、ホテル、レストラン等)、販売製品(Product)、イベントです。日本でも事業サービスが細分化されていますので、自社サービスが今回のカルーセル表示の対象になるかどうかは、ドキュメント例を読みながら当てはめてみて確認すると良いでしょう(ご不明であればお問い合わせください)。
尚、対象となるコンテンツはそれ専用の1ページが存在していて、その中にドキュメント通りのプロパティ対象コンテンツがフルで情報記載されている必要があります。
引用)検索セントラルより一部
マークアップできたら、(機械的に)抜け漏れがないかリッチリザルトテストで検証ください。
結構対象となるサービスは多い
販売製品(Product)が対象ですので、ECも含めるとかなりのサイトが対象になるのではないでしょうか。検索結果画面にカルーセル表示すると結構クリック率上がりますよね。ましてや商品が決まっていて後は値段の比較や信用性の比較をする検索ユーザーにとって、カルーセル表示は重宝する表示形態になります。
是非サイト運用のご担当者様は構造化データのマークアップに勤しみましょう!WordPressを使っていて、うまく設定できないという人はいつでもお問い合わせください。