リッチリザルト化(ワンボックスやナレッジグラフ等、検索結果でのサイトページの見え方が特殊化)するためのリッチリザルトテストがソースコードベースで編集しながらチェックできるようになったと、Googleが発表しましたので、ご紹介したいと思います。
リッチリザルトテストについて
リッチリザルトテストとは、リッチリザルト化の対象となっているかどうかを確認できるツールでして、URLかソースコードを記載し、チェックするものです。それが今回、ツール上でそのままソースコード編集をしながらチェックすることも出来るようになったと、Googleがツイートしています。
New feature in the rich results test
As we announced at Chrome Dev Summit, the Rich Results Test (https://search.google.com/test/rich-results …) now supports code editing in the tool
We prepared a recipe snippet for you to fiddle with at https://search.google.com/test/rich-results?id=ymZS5dazn8oowWNanRvGIw …— Google Webmasters(@googlewmc) 2019年1月7日
Chrome Dev Summitでも発表していました通り、リッチリザルトテストツールがこの度、ツール上でコード編集できるようになりました。コード編集を実感できる例を一部ご紹介します。
引用)@googlewmcより意訳
利便性の有無は・・・?
但し、このリッチリザルトテストはまだまだベータ版でして、いくつか制限があります。
制限事項
サポートされているリッチリザルト
このテストでは、現在、次の種類のリッチリザルトのみがサポートされています。
報告されないエラー
- schema.orgの文法エラー
- その他のさまざまなエラー(ベータ版であるため)
サポート対象の種類がかなり限られており、しかもschemaの文法チェックまでは行ってくれないようです。ですので確認の際は、構造化データテストツールも併用し、2重チェックした方が良さそうですね。
今後に期待のツール?
正直今の段階では、サポート対象でない限りあまり有用性を感じません。でも、リッチリザルト化は今後種類や表示方法も増えていくでしょうし、より複雑化してくるかもしれません。そうなった時にこのツールは便利になるのだとは思います。
まだベータ版ですが、今後は実際のリッチリザルト表示例等も示してくれると良いですね。