掲載終了案件ページの所在は?

先日、求人系サイトの運用ご担当者様から「求人の募集が終わったページはどう対処するのが正解なの?」というご質問をいただきました。SEOを考えた時のお話です。色々なやり方が考えられますし、ECサイトでも同様のことが言えるかもしれませんが、時と場合によって正解は変わると思いますので、ここでは私の持論をご紹介したいと思います。

デスクの上

ふわふわ

サイト運用者のジレンマ

恐らく、掲載終了に伴う対処に悩む要因には以下の心理があると考えられます。

  • 掲載終了した案件ページはnoindexもしくは404が良いとは思う。
  • せっかく作ったページだし、検索からの直接流入もあったので何とか残したい。
  • 残したところで対象が無いのでユーザー体験を損ね、Google評価も下がる?
  • また復活した場合(求人の再募集、ECの在庫復活等)また作り直すのが面倒。
  • 非常に良く分かる心理です。そこで私が考える手法を2つほどご紹介します。

    ふわふわ

    管理効率性重視

    Googleがサポートしているmetaタグの中に“unavailable_after”というタグがあります。これは、このタグで指定した日を経過すると、Googleのクローラーがインデックスしなくなるという機能です(参考:SEO Imagination!)。

    対象ページの<head>セクションに以下の情報を記載します。

    <meta name=“googlebot” content=“unavailable_after: 日-月-年 hh:mm:ss 対象国”>

    ですので、例えば日本時間の2017年3月31日をもってしてインデックスから落としたい場合は以下のように記載します。

    <meta name=“googlebot” content=“unavailable_after: 31-Mar-2017 23:59:59 JST”>

    と対象ページに記載します。これを設定すると、期限を過ぎてほどなくインデックスから消えます。一応、注意事項としまして、該当ページへの内部リンクも確認し、しっかりと内部リンク切れしないように管理しておきましょう。

    ちなみに、事前に掲載期間終了が分かっていればこの対応で済みますが、(求人が決まった、在庫がゼロになった等)急に掲載終了が決まった場合はやはりnoindex対応するしかないと思いますので、同じ手順で対処ください。

    ふわふわ

    ユーザー滞留性重視

    やはりどうしても該当ページへの検索直接流入を捨てきれないというサイト運営者は、レコメンドするような情報設計をするしかないと思います。

    従来のページに「本件の募集は終了しました」「本商品の在庫は無くなりました」等の表記をしっかりと記載した上で、関連案件を丁寧に推薦するパターンです。その場合は、しっかりと案件が無くなったことを真摯に紹介し、類似案件を紹介していく必要があります。「本件は終了しましたが、今ならこちらが類似案件なので、是非こちらを見てください!」的に紹介します。その時、類似している理由(求人なら職種や年収、勤務地等)を明記し、ユーザーがストレスなくセッションできるようなストーリーを組み立てる必要があると思います。

    推薦例

    セッションがSEOに影響するかはともかく、直帰率の高いページは相関上Googleの評価も下がる可能性がございますので充分にユーザー体験を拾足する対処を行ってください。

    ふわふわ

    どっちが良いか

    管理効率性かユーザー滞留性重視か、どちらが良いかはサイト運用者の工数次第だと思います。ユーザーにはどちらが親切か…「紹介できないなら姿を消す」手法が親切か、「紹介できないけど呼び込みだけはする」手法が親切か…。この判断はGoogleにお任せしましょう。

    私としましては、どちらが良いかABテストしてみて、サイト運用者様毎に独自見解を蓄積していくことをオススメします。