SEOは月額制or成果報酬制?

もうご存知の方も多い情報ですが、あらためて今回私のふわふわ持論をご紹介したいと存じます。SEOを業者に依頼される際、月額制が良いか成果報酬制が良いかということです。

二人三脚

ふわふわ

2つの料金制度の違い

月額制とは、SEO全体のコンサルティングであれ、予めベンチマークしたキーワードに対する施策であれ、毎月同じ金額(固定額)が発生するものです。
対して、成果報酬制とは「〇位以上の順位になったら△△円」という形で、例えば上位表示していた順位の日数を掛け合わせて月末に締めて金額を請求するものです。但し、これには様々な方法があり、半成果報酬制となりますと、月額が廉価な固定額でありつつも、順位に合わせて追加で料金が発生するケースもあったりします。

ふわふわ

SEOというものを考えましょう

SEOは本来、自社でゴリゴリやっていくものです。愛情と情熱を持ってクロールフレンドリー(クローラーにとって分かりやすい)構造とコンテンツ形成を考えつつ、被リンクを検証していきながら、一般検索からの流入やセッションを検証していきます。しかしながら、自社でSEOプランナーやSEO担当者を抱えようとすると、完全売り手市場なものですから、年収大台越えという人件費になることもしばしば。

そこで登場するのがSEO業者です。
内容は企業側の担当者も把握しつつ、様々な進言を受けたり、(代行的に)対策を施してもらったりします。「いずれ企業内でSEOを行うからSEO業者って無くなるんじゃないの?」という考えもございますが、なんと昨今、世界的にSEO業者への需要が伸びつつあるんです。おそらく日々移り変わる情報とそれに合わせた施策、実際に当事者では気付かないような内容への指摘や施策という点で、やはり第3者からの支援というのは必要なのでしょう。確かに、SEOを追求すればするほど第3者からの意見は欲しくなるもの分かります。

しかしながら、やはりノウハウや思考性は企業内に持つべきですよね。線引きの問題ではありますが、企業側が自社内で出来ることが多ければ多いほど、業者への依頼内容が減少していくわけですから、結果的に物理的な社外支払額は減っていくわけです。

ふわふわ

では、月額制と成果報酬制はどっちが良いの?

もう、理屈抜きに正直ベースで申し上げますと、SEOをどう捉えるかにもよります。

私も様々な企業様に顔を出していますが、「SEOは長期的にサイトを育成していくものだ」という考えのご担当・上長・会社のところもあれば、「SEOだって費用対効果を求めるわけだから、結局は販促活動だ」という考えのご担当・上長・会社もございます。ですので、考え方によっても料金制度の捉え方が変わってくるのではないでしょうか。

ちなみに私は前者の考え方です。SEOは販促費というよりもサイト運営費の一環として捉えた方が、現場としてはしっくりきます。
その上で、月額制と成果報酬制のメリット・デメリットを企業側目線(SEO発注側目線)でちょっとご紹介します。

料金制度 メリット デメリット
月額制 ・費用に対する取引実施内容を明確化しなければならない。逆に言えば何をやっているかが分かる。
・ノウハウを共有させてくれるため、自社(企業側)のSEOノウハウの蓄積に繋がる。
・検索順位だけでなく一般検索からの流入を拡大する等、様々なSEOの解釈で相談することも
・結果的に検索順位(一般検索からの流入数)が増加しなくても費用は払わなければならない。
成果報酬制 ・順位が上がった時のみ費用が発生するため、費用対効果の面では確実に算出できる。 ・1P以内に入ったら△△円とかにすると、11位でも100位でも報酬は変わらないため、業者が胡坐をかく。
・検索順位さえ上がれば良いと考えられているので、裏側でブラックハットな施策をされてしまう。
・検索順位さえ上がれば良いと考えられているので、施策内容やノウハウを共有させてくれない。
・ベニスアップデート等、一部の順位だけでは判断がつきづらい。

 

あれ(笑)。
こうして表にすると、私がどちら側寄りの意見か一目瞭然ですね…(笑)。
まぁ、そういうことでございます。

最悪なのは、月額制にも関わらず運用が透明化されていないことです。逆に最高なのは、成果報酬にも関わらず、ノウハウを蓄積させてくれること。でも、そんな最高の取引形態ですと、業者側にとってはボランティアに限りなく近くなりますので、現実的にそこまで対応してくれないはずだと思います。

ふわふわ

企業側の自己責任?

SEO業者側がこれを言うと身も蓋もありませんが、どういうSEO戦略のもと、どういうSEO会社に依頼するかは企業側の自己責任になります。「あのSEO会社に依頼したら手動対応(ペナルティ)を受けた!あのSEO会社はダメだ!」と言うのも、外に言うにはちょっと恥ずかしい業界傾向になりつつあります。やはり発注する側もSEO会社自体ではなく、運用方法を事前に確認することで「ここと組んでいけばSEO効果を発揮できそうだ」という風に、SEO施策に期待値を図るような判断をした方が良いと思います。

その上で、月額制で(しっかりと二人三脚体制を取ってくれることを前提に)ノウハウと運用状況を共有しながら、施策をコミットして取引するか、もしくは、とにかく手離れの良い形で成果報酬制を取ることで、順位をコミットして取引するか、ご判断ください。

ちなみに、私がSEO業者の営業を受けている(敢えて受けたりするのですが)限りでは、成果報酬制は業者内のプランが化石化していて、当たるも八卦当たらぬも八卦という印象が強いです。月額制の場合は、コンサルティングのみというのも避けた方が良い気がします。実際に何をどこまでコンサルティングしてくれるのか分からないので、目に見えて予測できる運用内容の方が良いかもしれません(※ この辺は誤解を招く恐れもあり、かなり私見も入っておりますので、お気を悪くされた方は申し訳ございません)。

 

「何をいまさら…」と仰る方も多いとは思いますが、もし迷われている方がいらっしゃいましたらご参考ください。