セッション改善からSEO改善する

ここ最近、SEOを形成する上でのコンテンツの在り方を紹介する記事内容が多く見受けられますが、今回は、思い切って「セッションの改善こそがSEOだ」という極論をふわふわと書いてみたいと思います。

シュレッダー

ふわふわ

今のやり方に疑問を抱いてみる

SEOというと、Googleの検索結果であるがゆえに、飽くまでも一般検索からの集客のことにばかり気を取られがちです。悪いことではないのですが、Googleのアルゴリズムが「テーマ性」を検知してシグナル化すると考えられていることからも、ひたすら検索クエリを形成するテーマやユーザーの検索心理を紐解き、コンテンツという名のテキスト作成をするケースも多いと思います。実際に、テーマ性を考えた検索クエリに対するコンテンツに注力するあまり、コンテンツを納品するSEO会社側も納品される発注会社側も特に感動しないテキストがビジネス上、行き来しています(笑)。

もちろんそういった施策もひとつの考え方でしょうが、それによって検索上位表示されたところで、本当に活きたセッションを生み出すことはできるのでしょうか。ただただ、新規ユーザーの比率が多く、直帰率が高いサイトになるだけなのではないでしょうか。

ふわふわ

目の付けどころを変えてみる

ここで、ひとつ―セッション状況を分析してみてはいかがでしょうか。

例えば、情報収集型クエリ(Informational Query)からの流入であれば、それは情報を知りたいユーザーなので直帰率は高いです。ランクインページで知りたいことを知ったらそこで目的を達成できるわけですので、ユーザーはセッションを終了させます。メディア特性上、ニュースメディアやブログ等ではそういった傾向が目立ちます。

しかし、何かの行動を起こしたい取引型クエリ(Transactional Query)や、指名的に検索する案内型クエリ(Navigational Query)において、直帰率が70%を超えたりするようであれば、それは問題(課題)が大いにあるのではないでしょうか。

考えられるのは以下の3点です。

  • ユーザーが更なる関心を持たなかった
  • ユーザーが欲しい内容ではなかった
  • ユーザーはとりあえず色々回ろうと思っていた

細かく挙げればキリがありませんが、大きく分けて上記3パターンが予測できますので、それぞれの改善策を考えてみましょう。

ふわふわ

セッションの改善方法を考えてみる

まず、ユーザーが更なる関心を持たなかったとしたら、それは新しい発見や掘り下げたい情報サービス、追加で気になる情報サービスが得られなかったということなので、そもそも事業サービスに問題があるかもしれません。事業サービスに問題が無いのであれば、事業サービスを紹介するためのストーリー設計が出来ておらず、ユーザーに1クリックさせるお楽しみを与えられなかったということになります。これはもう一度検索心理を紐解き、事業サービスとニーズの接着方法(繋ぎ込み)を考えると良いでしょう。

また、ユーザーが求めた希望内容に合致しなかった場合は、ランクインページの内容がユーザーニーズとズレてる可能性があります。それでも検索結果上位表示がされているのであれば、それこそ検索クエリのテーマ性だけに依存してしまっているのかもしれません。直帰率分だけコンテンツ内容がズレていると解釈した方が良いでしょう。つまり直帰率が70%なのであれば7割ズレているんだという反省が大事です。

3つ目として、ユーザーはそもそもネットサーフィン中(比較検討中)だったという可能性もあります。他に気になるサイトや事業サービスがあったし、他のサイトも見て回ろうと思っていながらの流入だったため、安易に直帰や離脱をしたということも考えられます。そういう場合はしかたありません。でも、もう一度来訪してもらうための手土産が必要です。手土産という記憶ですかね。他サイトも色々回って、やっぱりこのサイトが良かったと思われるための何かが必要です。それはリピーターを確認すべきでしょう。再検索してもらったり、ブックマークしてもらったりするための情報かサービスが必要です。最近では、「画像が綺麗だった」とか「よく見える画像だったからブックマークしておく」とかいうケースもありますので、写真素材にもこだわりを持っておくと良いです。

ふわふわ

セッションの改善がなぜSEO?

こうしてセッションを分析し、改善していくことがなぜSEOに繋がるのか…。

セッションを良くすることで、ユーザーの滞在時間やリピート率も然ることながら、アクセス数やレピュテーション(評価)、サイテーション(口コミ)、リンクが増加していきますよね。それ全部SEO上、Googleアルゴリズムのシグナルとして存在しうる要素なのです(公式発表上は一応加味されていないはずではありますが)。つまり検索順位で上位になったり、流入クエリ数が増えることにつながるのです。

しかもそれは、そもそも世の中で言われている「恒久的にサイトの品質や情報を追及することが末永くSEOできる秘訣である」ことの裏付けにもなっています。さらに、Googleはクエリ毎でユーザーの心理段階に則したSERPsを表示する傾向にあるので(QDD?)、しっかりとアイデンティティを持った情報を追求することが望ましいのです。

だからこそ、セッションの最適化がアクセスの最大化に繋がっていくというわけです。

セッションとSEO

ふわふわ

これからも引き続き抽象的に…(笑)

もちろんタイトルタグの最適化やサイト構造(ディレクトリ構造、リンク構造)の最適化、インデックス方針やALTの命名方針、表示速度の追及等、細かくテクニカルな部分も行うべきですし、こういう地道なコーディングやプログラミングが達成できている程、Googleからの評価を正当に受けやすくなります。しかし、その先にある肉付けとしてのコンテンツが今後非常に大切であり、だからこそ哲学的な言い方になってしまいますが、是非自分たちのコンテンツにアイデンティティを持って取り組むようにしてください。

これ以上のことはサイト単位で異なりますので、都度ご相談ください(笑)。