• ECサイトのファインダビリティ性を高める

ECサイトのファインダビリティ性を高める

Google検索におけるECサイトを目立たせる方法(ファインダビリティ性=発見性)について、6つのコツをGoogleのDeveloper Advocate(開発支援者)であるAlan Kent氏がGoogle Search CentralのYouTubeで紹介していましたので、動画の内容を和訳して文字起こししてご紹介します。

YouTubeでの動画内容

今回のYouTube内動画では、Alan Kent氏がご紹介している6つのコツ(①タイトル作成、②高品質な画像、③詳細な商品説明、④最安値紹介、⑤製品番号記載、⑥ビジネスプロフィールの作成)がメインとなっています。

Google検索でECサイトを目立たせる方法(6つのコツ)

前回のエピソードでは、検索結果での順位を上げるためのSEOテクニックとして、8つのヒントをご紹介しました。今回は特に「商品」に注目して検索結果での見え方についてお話します。私はGoogleでeコマースを中心とした開発者支援を担当しているAlan Kentと申します。それでは、本題に入りましょう。

ECサイトにとって検索結果で順位付けされることは、当然ながら重要です。上位にあればあるほど目に留まり、ユーザーに訪問される可能性が高くなるからです。その順位以外で検索結果画面で目立つもうひとつの方法があります。それは検索結果内での視覚的な外観です。もともと検索結果はテキストと青いリンクのみで構成されていました。しかし、最近では、検索結果をユーザーがより理解しやすいように、様々な方法で表示されるようになりました。画像で表示されることは商品の理解を深めるのに役立ち、星で評価されることはユーザーの信頼を高めるのに役立ち、価格や在庫のデータが表示されることはユーザーが販売者を選択するのに役立っているのです。

というわけで、検索結果での見え方を改善するための6つのヒントを見ていきましょう。
 

ヒント1:タイトルリンクの見直し
最初のヒントとしては、Googleが検索結果で表示している商品固有のタイトルリンクをチェックすることです。良いタイトルリンクは、ユーザーの理解を大いに助け、質の高いトラフィックをサイトにもたらすことができます。タイトルリンクは通常、ページのHTMLマークアップにあるtitle要素から抽出されます。Googleはタイトルが不完全に見えたり、ページの内容と一致しないと判断した場合、ページのメインビジュアルの見出しや、ページへのリンクのアンカーテキストなど、他のソースから参照することもあります。商品属性からページの商品タイトルを自動生成するシステムを使っている場合は、情報の重複やデータの欠落によってタイトルの書式が崩れないように注意しましょう。低品質なタイトルリンクは、ユーザーのサイト全体に対する印象を悪くする可能性があります。

また、タイトルリンクのもうひとつの課題は、Webサイトの更新が検索結果に反映されるまでに数日のタイムラグがあることです。 つまり現在の在庫状況や価格など、動的で短期的な情報をタイトルに含めることは推奨しません。検索結果でタイトルがどのように表示されるかを確認する簡単な方法としては、Google検索でURLを指定し、site:URLと入力し、検索コマンドを実行することです。タイトルリンクが期待通りに表示されているか複数のページで確認すると良いでしょう。検索しても出てこない場合は、URL検査ツールを使ってページがインデックスされているかどうかを確認してみてください。

他にも、サイト分析用のデータを収集することで様々なタイトルの有効性を判断することができます。長期スパンでタイトルを変更してみて、どのタイトルがより効果的かを検証する場合、Googleが各タイトルをインデックスするのに充分な時間を確保するようにしてください。様々なタイトルを試してみることでブランド名を含有した方が良いか等、顧客状況に合わせてタイトル属性の重要度を判断することができます。タイトルリンクの改善については、Google Search Centralの「検索結果のタイトルリンクを管理する」をご覧いただき、アドバイスに極力従ってください。
 

ヒント2:高品質な画像を掲載する
2つ目のヒントは、商品を紹介する高品質な画像を含めることです。Googleは、これらの画像を検索結果に直接表示することができます。Googleでは一般的に高品質な画像に対してユーザーがポジティブに反応するということが分かっており、画像は幅1,200ピクセル以上にすることを推奨しています。
繰り返しになりますが、Googleの検索結果で商品画像が表示されているかどうかを確認するには、ページのURLとクエリを指定して「site:」検索コマンドを実行するのが最も分かりやすいです。また、特定のクエリとドメイン名を指定して画像検索を行うのも良いでしょう。
検索結果の画像を改善するためには、まず低品質の画像を高品質の画像に置き換えることです。その次に検索結果でサムネイル画像の大きさをGoogleに指定する「Max Image Preview」などのrobots metaタグを見直すことです。詳しくは、Google Search Centralのドキュメントにある「robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの指定」をご参照ください。また、画像が検索結果に表示されない場合は、商品ページに商品の構造化データを追加してみてください。
 

ヒント3:商品情報を詳細に掲載する
ヒントの3つ目は、豊富な商品情報をGoogleにも共有することです。Googleがページの意図を正しく理解していないと検索結果でリッチスニペットが適用されない可能性があります。Googleがページを理解するためのひとつの方法として、構造化データというWebページに追加するマークアップを使用する方法があります。例えば、レシピ、ハウツー、記事、商品には、構造化データの適用があります。Google Search Centralの「検索ギャラリーを見る」では、Google検索がサポートする構造化データや一般的な表示形式について詳しく説明しています。検索結果の商品については、少なくとも商品のタイトルや説明、画像、商品の評価、価格、在庫状況を含めることが推奨されます。ページに構造化データを追加したのにも関わらずリッチスニペットが表示がされない場合は、URL検査ツールを使ってページがインデックスされているかどうかご確認ください。次に、リッチリザルトテストツールを使って、マークアップにエラーがないかどうかを確認ください。リッチリザルトテストツールでエラーが出た場合は、構造化データの修正箇所を指摘してくれます。もし構造化データを制御できないプラットフォームを使用している場合は、プラットフォームベンダーに問い合わせる必要があるかもしれません。他の問題は、Googleがあなたのページの中で、検索結果画面上で共有されたくない情報を含めてしまう可能性があることです。検索結果からコンテンツを除外するようGoogleに依頼する様々な方法については、先に述べたrobots metaタグドキュメントのnosnippetをしているかご確認ください。最後になりますが、Google Merchant Centerのフィードを利用して商品データを提供することも可能です。Google Merchant Centerとその検索との関連性については、今後のエピソードで紹介していくつもりです。
 

ヒント4:値下がりデータを共有する
ヒントの4つ目は、商品データの価格データを設定・共有すると、Googleが商品リッチリザルトとして値下げを強調して表示する可能性があります。値下げデータは、商品の価格設定の過去の平均値に基づいてGoogleが計算します。値下げデータは様々な事情により、全ての国で利用できるわけではありません。値下げが表示されているかどうかを確認するには、実際に検索結果で商品を確認ください。ただし、Googleはすべての値下がりの表示を保証しているわけではなく、また、Googleのインデックスの遅れによりタイミングを計らなければならないため、表示の当たり外れがあることを認識しておいてください。値下げ表示の対象となるには、商品構造化データにoffersが設定されていることを確認します。offersの価格は範囲ではなく、特定の値である必要があります。さらに、リッチリザルトツールで構造化データのエラーがないかを確認すると良いでしょう。
 

ヒント5:販売する製品を特定する
ヒント5つ目は、GTIN識別子などの正確な製品番号をGoogleに提供し、販売する製品を明確に識別することです。これは、Google Merchant Centerフィードとページ上の商品構造化データの組み合わせで行うのが最適です。これによって、検索結果ページトップに表示される商品カルーセルなど、商品ごとに複数の販売者を持つ商品一覧を表示する場合に、商品ページの露出を増やすことができるでしょう。
 

ヒント6:ビジネスプロフィールを作成する
最後のヒントは、ビジネスで実店舗を保有している場合は、Googleのビジネスプロフィールを作成することです。これは、Googleビジネスプロファイルマネージャーで行うことができます。ビジネスプロフィールは、検索結果の横に適切に表示されます。現時点では、オンラインビジネスのみしか行っていない場合、ビジネスプロフィールの対象ではありません。プロフィールを作成できるのは、実店舗やサービスエリアなど、物理的に存在する企業のみです。Googleは、ユーザーが検索結果を理解しやすくするための新しい方法を常に模索しています。ここ数年、検索結果はますます視覚的になってきており、この傾向は今後も続くと思われます。ですので、長期的なアドバイスとしては、自社の商品を説明するリッチな構造化データをGoogleに提供することです。また、商品データの更新を伴うGoogle Merchant Centerフィードを作成することも推奨されます。Googleはこのデータを使って、検索を行う買い物客にとってより魅力的な方法で検索結果に商品ページを表示することができるでしょう。
 

この動画が役に立ったのであれば、是非新しいエピソードの通知を受け取るためにチャンネル登録してください。Google Search Centralでは、サイトオーナーがGoogle検索を最大限に活用できるように毎週新しい動画を公開しています。ご視聴ありがとうございました。

引用)Google Search Central@YouTubeより和訳

動画内ではSEOというよりも、検索者との接触機会を増やすための各種設定を「コツ」としてご紹介してくれていました。

画像は大事

単純にECサイトのSEOといっても、検索順位を気にするだけではなく、様々な表示のされ方を考えてコーディングを模索してみましょう、という話ですね。特に、SNS——とりわけ、YouTube等の動画やInstagram等の画像によって文字情報以外での視覚的情報を得るのが当たり前になっているインターネットユーザーにおいては、画像に注力するのは絶対重要だと思います。

そして、画像や動画による解説を作ることで、潜在顧客との接触機会を充分に確保するためにも構造化データのマークアップやマーチャントセンターへの連携、タイトル表記の正確性等が後押ししてくれるでしょう。

ちなみに、動画内で面白かったのは、titleタグを長期的な目線であればA/Bテスト的に書き換えてみても良いようなことを言っていたのと、短期的なキャンペーン要素等の情報をtitleに含めることはタイムラグによって本文内事実と乖離するので推奨しないと言っていたことですね。私のような立場ですと「Googleの中の人がこう言っていた」という言質は説得力に繋がるので助かります。

というわけで、ECサイト運用のご担当者様は是非チャレンジしてみてください。


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