• ガラケーのSEO的扱い

ガラケーのSEO的扱い

MFI等、モバイル=スマートフォンという前提で話が進んでいる昨今、忘れてはならないのがガラケー(=フィーチャーフォン)です。でももう生産も終了(気味?)ですし…このタイミングでGoogleがフィーチャーフォン用のGooglebot(Googlebot-Mobile)を使用しなくなります。

フィーチャーフォン

どういうこと?

Googleウェブマスター向け公式ブログによると、大きく3つの変更がありました。

1.フィーチャーフォンはクローラーが見ない
2.アノテーションで存在を確認する
3.Search Consoleの各機能から除外

 
要は、「もうフィーチャーフォンはクロールしないよ。でも存在とインデックスはアノテーション機能で確認してるよ。それだけだからSearch Consoleでの色々な機能から外すね」ってことですね。

フィーチャーフォンはクローラーが見ない

今後は、フィーチャーフォン用のユーザーエージェントを検索のクロールに使用しないことになりました。
引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ

 
つまり、以下の2つが無くなるってことですね。

  • SAMSUNG-SGH-E250/1.0 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 UP.Browser/6.2.3.3.c.1.101 (GUI) MMP/2.0 (compatible; Googlebot-Mobile/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
  • DoCoMo/2.0 N905i(c100;TB;W24H16) (compatible; Googlebot-Mobile/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
  •  
    まぁ、普通にサイト運用していれば特に問題無さそうですね。

    アノテーションで存在を確認する

    フィーチャーフォン用の自己参照型代替URLリンクを、デスクトップ向けやスマートフォン向けのページに追加していただくことになりました。
    引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ

     
    要はアノテーションを入れ込むってことですね。デスクトップの対象ページ(一応スマホの対象ページも?)の<head>内にフィーチャーフォンのURLに向けて以下のタグを入れるのです。

    <link rel=”alternate” media=”handheld” href=”フィーチャーフォンのURL” />

     
    ちなみに本来、アノテーション設定ですのでフィーチャーフォンの<head>内にデスクトップ(スマホ)のURLに向けたcanonicalも挿入すべきなのですが…そもそもフィーチャーフォンにはクローラーが回って来ないので要りませんね。

    Search Consoleの各機能から除外

    フィーチャーフォン用Googlebotを廃止するということは、フィーチャーフォン用の特別なサイトマップ拡張機能、Fetch as Googleのフィーチャーフォン オプション、フィーチャーフォン用のクロールエラーは必要なくなります。
    引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ

     
    Search Console内のそれぞれの機能に入っていたフィーチャーフォン版の部分は削除されるということです。もちろん、サイトマップやFetch as Googleの機能自体はありますが。

    問題ないでしょ

    このように、Googleからのフィーチャーフォンに対するインデックスや方針、クロール資産等はほぼ無くなります。特に問題ないと思いますが、一応Google側は最後に以下の言葉で締めくくっています。

    一方、フィーチャーフォン向けコンテンツを配信しているサイトの運営者様におかれましては、世界中のフィーチャーフォン ユーザーが引き続きコンテンツを快適に利用できるようご協力いただけますと幸いです。
    引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ

     
    フィーチャーフォンに注力している人は独自で頑張ってくださいね!ってことですかね(笑)。

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