Googleは英語版のドキュメント更新欄で、米国現地時間2月22日、Google Discoverにおいて、ヘルプフルコンテンツシステムの要素を含む多くのランキングシグナルをGoogle検索と同じように扱っているとドキュメント更新したことを発表しました。もともとDiscoverでの表示におけるランキングシステムはほぼ一般的なSEOと同じ考えで機能しており、その中にヘルプフルコンテンツシステムも含まれていましたが、そのことをドキュメントにも明記したというだけの話です。
どういうこと?
まず、英語版のドキュメント更新欄に記載している内容をご紹介します。
- 2月22日:DiscoverがGoogle検索と多くの同じシグナルを使用していることを、Discoverのドキュメントとヘルプフルコンテンツシステムのページの両方で明らかにしました。
引用)Latest documentation updatesより和訳
つまり、一般検索に反映されるランキングシステムのひとつであるヘルプフルコンテンツシステム(「Googleクローラーのことだけを見ていて、人間の役には立たないサイトやページを駆逐するよ」というシステム)はDiscoverにおける表示条件にも適用されるよ、ということを言っています。その内容がDiscoverのドキュメントにもヘルプフルコンテンツシステムのドキュメントにも反映しました、との話です。
事実、Discoverの概要ドキュメントに以下のように記載されています。
そして日本語版のドキュメントも更新されています。
でも、ヘルプフルコンテンツシステムのページに関しては英語版のみ変更されています。
英語版には“(which includes Discover)”と記載されていますが、日本語版にはありません。
まだ日本語の反映はしていないようですね。
Discoverに取り上げてもらうにはどうすれば良い?
定期的に最新の情報を発信するブログやメディアサイトでない限り、積極的にDiscoverを狙っている運用者は少ないかもしれませんが、Discoverでの表示を狙うならGoogle検索と同じポリシーで考えて記事を書きなさいてことですね。手動対応(≒いわゆるペナルティ)に関してもDiscoverも同じ対象になりますし、変なことはせずに本当に読者に向けた情報を発信していきましょう、という話です。
特別な話ではありませんが、念頭に置いておきましょう。