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Xの収益化スタート

かねてよりX(旧Twitter)が発表しておりましたが、日本においても米国現地時間8月7日より、表示回数に合わせてXの広告収益がアカウントに分配される機能(Ads Revenue Sharing)がスタートしました。既に収益化の条件を満たしているアカウントには分配が始まっているようですのでご紹介します。

どういう仕組み?

YouTubeと同じような仕組みです。X社が広告費として各企業から得た収益をもとに、よりインフルエンサー(アカウントとしてのパワーが強い)となっているアカウントに当該月の表示回数に合わせてレベニューシェア(広告費が分配)される仕組みとなっています。

こちらは私のFF(フォロー&フォロワー)さん事例です。
 

 

既に多い人で何百万円と稼ぐアカウントユーザーもいるようで…夢が広がりますね。確定申告には気をつけましょう(笑)。

収益を得るための資格は?

さて、この収益を得るためのXアカウントですが、いくつか条件がございます。

  1. X Premium(旧Twitter Blue)または認証済み組織に参画している
  2. 過去3ヶ月間の投稿に対するインプレッションが1,500万回以上(※現在1,500万回から500万回に変更)
  3. フォロワーが500人以上

 

1つ目はお金で解決。3つ目はある程度頑張ればクリアできる数字ですが、2つ目の難易度が非常に高いです。現在では、500万回に変更したため、その計算でご紹介しますと、1日1万回の表示回数をクリアしても月に30万回、3ヶ月で90万回の表示回数ですので、資格を得るには程遠いのです。私の経験値では、1,000人フォロワーがいる人が1回投稿すれば表示回数はおおよそ1,000回くらいいきます(フォロワーの質にも寄ります)。同じ理屈で10,000人フォロワーがいる人が1日6回投稿すれば、延べ60,000回表示されることになり(実際にTLでの表示回数が10倍になるわけではないのでこの数字には到達しませんが)、1ヶ月で1,800,000回表示され、3ヶ月で5,400,000回表示されるので資格を得られるようになるでしょう。でもこの数字は現実的ではなく、いわゆる“バズらせる”投稿を何回か達成しなければ現実的に資格を得ることは難しいでしょう。そうなると著名人やバズらせ屋さんは優位ですね(もちろん、そういう人たちも努力してきたからですが)。いずれにしても、まずは万垢(1万人以上のフォロワーがいるアカウント)を目指すほうが良いでしょう。

後は収益を受け取るための各規約(収益化に向けたコンテンツルールXのルール)を遵守することです。ちなみに収益の受け取り方法について、X Premiumに参画しているだけでアクセスしやすいようにしています。

どこにアクセスして広告収益分配を受けられるか

私たちは、収益受取プロセスをできるだけシンプルにしたいと考えています。そのため、適格なX PremiumおよびVerified Organizationsに加入していれば、資格基準を満たして参加している限り、収益分配を受ける権利を得られます。

ユーザーは、ここの設定から収益化にアクセスすることで、クリエイターサブスクリプションと広告収益分配の両方を申請できます。

引用)X Help Centerより一部和訳

 

累計50米ドル以上から収益を受け取ることができるようになり、もちろん収益を断ることもできます(収益分配を停止したければ「有料機能のサポート」から申請)。

収益を上げることができても、アカウントに対してX社から審議対象となった場合、その連絡が対象アカウントに来ます。その場合、30日以内に意義申し立てしないと収益権利を剥奪されるとのことです。最終的な決定が下されるまで収益を得ることはできるようですが、30日過ぎても何もアクションを起こさなかった場合は、この収益プログラムを再開する資格が無くなるとのことです。これはアカウントが停止された場合においても同様です。

現時点でこのAds Revenue Sharingは、日本を含む115ヶ国で対応しています。

Xerを目指す!?

いかがでしょう?
YouTuberになるなら動画撮影して編集して…と色々物理的に大変ですが、Xでインフルエンサーになるなら物理的な面倒は少ないはずです。バズらせることが出来れば夢のXer(「エクサー」:私が勝手にここで呼んでいるだけで、普通こんな呼び方はしません)も夢ではないのではないでしょうか(笑)。

将来をこれ一本に絞るのは(Musk氏のご機嫌にもよるので)リスクがありますが、チャレンジしてみるのも面白いかもしれません。少なくとも140文字であれば予約投稿できるので時間的拘束も少なく済むはずです。

ぜひ140文字の魔術師(成金)を目指してみてはいかがでしょうか。

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