4月18日、Twitterにおきまして、米国現地時間の3月30日に発表した内容に基づきVerified Organizationsについての日本語版発表がありましたのでご紹介します。要は、組織やブランドの公式親アカウントから個人などの子アカウントにリンク紹介し、子アカウントに関してはアカウント名の横にバッジが掲載されるようになる機能です。既にグローバル展開しています。
というわけで、今回はこの機能についてご紹介します。
どういう内容?
Twitter Blueに登録している組織(会社やブランド、グループ等)を親アカウントとし、そこからTwitter Blueに登録している個人アカウントや関連組織(会社やブランド、グループ等)をリスト化しリンク紹介することができるようになります。どうやら専用のタブができ、そこから関連する人や組織を紹介していけるようです。逆にリンク紹介されているアカウントのほう(子アカウントですね)にはアカウント横にバッジ(親アカウントのアイコン画像)が掲載されるという機能です。この機能をVerified Organizationsと呼ぶそうです。直訳すると認証組織ってことですね。
もっと端的に申しますと、課金アカウント(親組織)から課金アカウント(子となる人や組織)に紐づけられるというわけです。これによって、より体系化されたリアルネットワークをTwitter内で達成できるようになります。一方で、課金のシンジケーションが出来上がるという仕組みです(笑)。
ちなみに、この親アカウントとなる組織はこちらの「認証済み組織の申請|Twitter」から申請できます。個人アカウントから一定のサービスや組織へリンクできるようになれば強いと思いましたが、Twitterブログをよく読む限り、一定のサービスや組織から個人に流れる仕組みのようで、流れ的には逆のようです。まぁ、企業ありきでその構成要員として各個人アカウントを紹介していくイメージでTwitterは考えているのかもしれません。
引用)Twitterブログより一部抜粋
このつながりを作ることで、企業はTwitter上で組織内のネットワークを作ることができるようになります。企業は、リーダーシップ、ブランド、サポートハンドル、従業員、チームなどを関連づけることができます。ジャーナリスト、スポーツチームの選手、映画の登場人物など、あらゆる人物を関連づけることができます。何でも可能なのです。各アフィリエイトにはチェックマークが付き、親企業が提供するリストに基づいて、親アカウントと正式にリンクされます。関連づけられたアカウントは、企業のプロフィールの新しいタブにリストとして表示されます。
引用)Twitterブログより一部抜粋
これから…ですかね
日本では、会社からは個人で個人SNSを強制しづらい実情があります。それでも各個人がSNSやTwitterを頑張って、リファラルマーケティングを目指しているのが現状です。なので、できれば個人アカウントから親となるサービスやブランド、組織、会社を紹介できる仕組みになっているほうが良さそうな気がします。でも今回の発表内容を読むと、親アカウントとして優秀な組織やサービスからそれに属する個人やサービス、関連企業を紹介するという商流になっているようです。
体系化という点ではこの商流で良いのかもしれませんが…どうなんでしょうね。
いずれにしましても、全てのプラットフォームで利用できているわけではないこともありますし、まだまだブラッシュアップが必要そうなので、今後に期待するサービスかなと思います。個人的には積極的に活用したいと思うものの、(「関連アカウントには、ブルーまたはゴールドのチェックマークの隣に、親会社のプロフィール写真の小さなバッジが表示」という表記から)子アカウントにまでTwitter Blueを求めているあたり…まだ保守的に考えています。