LINEの発表事項

先日「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」が開催され、LINEの各事業別に戦略が発表されました。その中で私が注目したのはMVNO事業とLINE広告配信プラットフォーム機能でしたので、その2つのみこのブログでご紹介したいと思います。

LINE Corporation

ふわふわ

参考URL

今回のLINEの発表内容に関しましては全体含め、以下記事をご紹介しておきます。

ふわふわ

MVNO事業に関して

ついにLINEもMVNOに参入です。

そもそもMVNOって?

今さら感がありますが、一応ご説明させていただきますと「Mobile Virtual Network Operator(仮想モバイル通信事業者)」のことで、(日本ですと)DoCoMo、au、Softbank等の大手モバイルキャリア以外の会社が大手モバイルキャリアの通信網を借り受けてサービス提供することです。もちろんそこには大手モバイルキャリア以外の独自サービスやメリットを打ち出さなければ市場獲得は難しいです。有名どころの例としては、楽天モバイルDMM mobileUQ mobileディズニー・モバイル、各プロバイダ会社等が挙げられます。おそらく2,30社くらい存在するのではないでしょうか。

LINEのMVNOは?

LINEがドコモ網利用のMVNO「LINE Mobile」を今夏をメドに開始します。月額500円から利用でき、LINEのデータ通信が無制限。また、TwitterやFacebookが使い放題となるプランも用意します。
引用)Engadget Japanese

 
月額500円~という、いわゆる格安SIM状況もさることながら、LINEと競合SNS(?)となるTwitterやFacebookを使い放題というプランにも驚きです。「パズドラ」のヒット理由であるTwitterを抱き込んだ戦略が想起されます。ソーシャルツールがSNSをも抱き込むというオープンな発想が面白いです。
ただ、MVNOに関しては市場を占めるようなリーダー事業者も存在しない印象ですので、プランの詳細に合わせてユーザーも考えていくでしょうし、契約者数が短期で飛躍的に増えるということも考えにくいとは思います。

ふわふわ

広告プラットフォームの機能拡張・オープン化

LINEタイムラインを掲載面とした、詳細な属性・興味関心分野に基づく最適化された運用型広告を2016年6月より開始いたします。
引用)LINE corporation

 

従来は大企業向けの一斉配信のみだった、LINEの広告配信サービスを運用型広告に転換。2016年6月からLINEタイムラインへの配信を開始する。例えば、ファッション系の公式アカウントを多数友達に追加しているユーザーを「ファッションに興味がある20代女性」といった具合に見なし、ユーザー属性と興味関心に基づくターゲティング広告を配信できるようにする。
引用)ASCII.jp

 
LINEのビジネスプラットフォームのオープン化(Official Web Appとして主にWebサービス運営事業者向けに提供)に伴い、広告プラットフォームとしてもFacebookやTwitterのような運用型広告が出来るようになるわけです。つまり、投稿記事をそのまま嗜好ターゲットに配信していくことが可能になるわけです。広告メニューの詳細はまだ分かりませんが、今までのLINEのビジネスメニューの価格帯を考えますと結構料金ハードルは高いかもしれませんね(笑)。

ふわふわ

市場戦略と実利等を見据えている

今回の発表内容を確認しますと、各事業でシナジーが生まれつつ、ユーザーのアクティビティとLINE側の利益構造(マネタイズ)、株主に対する安定的且つ安心なパフォーマンス等々、多角的に事業戦略が組まれていることがよく分かります。そこがTwitterのパラドックス(アクティビティと株価)と違いますね(笑)。

しかし、あのハンゲームからはじまって10年弱…本当に凄い企業体になりましたね。


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