インスタグラム2016年とこれから

この様々なCGMの波の中、利用者のアクティブ率が極めて順調なInstagram。そのInstagramから2016年のハイライトが紹介されていたので、このブログでも触れておきたいと思います。

カメラ他

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Instagramでリアルな画像を検索する傾向

随分前ですが、Instagramから火のついたタレントのGENKINGさんもこう語っています。

Googleで検索すると文字が出てくるし、(検索結果は)SEO対策されている。あとはスポンサー(広告)とかが上がってきて…ネットってリアルじゃない。Instagramは検索することで言葉より画像が表示される
引用)TechCrunch Japan

 
なかなか…その通りですね。私も(Googleではありますが)最近は画像検索が多いです。形があるものの場合は、画像から探して「そうそう。これの情報が欲しい」という感じで対象サイトページに訪問することが多く、そっちの方が文字ベースで対象サイトページを探すより効率が良かったりします。具体的には、買いたい商品を探したり、知りたい人物を検索したりする場合だけに限らず、お店を探す時でさえ画像検索を利用するケースもあります。画像から検索した方が、より直感的に欲しい情報に辿り着けることが多いようです。

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Instagramで振り返る2016年

そんなInstagramが2016年のコミュニティのハイライトを振り返るデータを発表しました。

現在、月間アクティブ利用者数が世界で5億を越えるまでに成長したインスタグラムのコミュニティは、新しいカルチャーやトレンドが生まれる場所としてはもちろん、あらゆる瞬間において、友だちや著名人、趣味を共有するフォロワーとダイレクトに繋がることができるプラットフォームとして利用されています。
引用)Facebookニュースルーム

 
ちなみに日本のInstagramで人気のスポットは東京ディズニーリゾート等の遊園地の他、清水寺等の寺院や神社もあります。観光地が多いのは、やはりグローバルなユーザー利用があるからでしょうね。

2016年、日本で最も人気なハッシュタグは「#猫」、「#ねこ」だそうです。面白いのは次いで「#写真好きな人と繋がりたい」があることですね。きっと写真好きな人がGoogle+等からもInstagramに流れていると思います。

他にも世界的に最も投稿の多かった日やフォロワーの多かった有名人、最もいいね!が多かった写真等が紹介されています。

こうしてみるとInstagramユーザーが増加していることが分かりますし、自己顕示欲の適度な解消と軽度なコミュニケーションメディアということもあり、私の友人の中でも(Google+やFacebookから)Instagramのみの利用に絞る人が増加しています。

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いよいよB2C

こんな感じでInstagramの2016年はユーザー間での盛り上がりが顕著でした。しかし、来年はいよいよB2Cの波が押し寄せてくるのではないかと私は予想しています。既にInstagramは11月1日(米国時間)、複数のパートナーと共に、フィードから簡単にショッピングする方法のテスト運用開始を発表しています。

小売ブランドがより詳細な情報を含む投稿をシェアすることで、Instagram利用者が容易に商品を閲覧し、詳細を知り、検討することが可能になりました。それぞれの投稿には写真の左下に「Tap to view(タップして表示)」のボタンがあり、タップすると投稿内の複数商品のタグが表示されます。最大5つまでの商品と値段が表示され、タグを選択すると、より詳細な情報画面が開きます。この機能によって、Instagramの利用者はアプリを離れて検索する必要がなくなり、またビジネス側は購買の過程の早い段階で消費者に必要な情報を届けることが可能になります。
引用)Facebookニュースルーム

 
要は、Instagramで見た写真からそのまま購入できる仕組みになるというわけです。この仕組みは主にアパレル、ファッション業界での利用企業が増加するのではないかと予想していましたが、様々な業界での展開が起こりそうです。

プリモ株式会社は、インスタグラム以外の企業では初として、インスタグラムで告知・販売されている製品の「瞬間ショッピング」を実現させる新機能「プリモリンク」を、11月29日から、日本と米国で同時に展開しました。
プリモリンクを使えば、インスタグラム上で販売されている製品を、広告主や出展者とのメール交信や外部ECサイトへの移動など無しで、たったの3クリックで電子決済を含めた買い物ができます。
引用)ECのミカタ

 

Geeneeは、Instagramを通してオンラインショッピングをすることを可能にするプラットフォームだ。ユーザーは気に入ったポストのスクリーンショットを撮影してGeeneeのアプリにアップロードし、そこで表示されるアイテムの中から買いたいものを選ぶだけでいい。画像認識技術を活用したGeeneeは、ポストの画像に写っているアイテムのブランド、SKU(最小管理単位)、そしてその商品を取り扱うショップを自動で判断するのだ。
引用)TechCrunch Japan

 
サードパーティとなる企業がInstagramと連携したツールを開発することで、“Instagramを気付きにしたスムーズなコンバージョン導線”を確立しつつあるようです。

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どうなる?Instagram

このように来年以降はInstagramにもB2Cや企業によるプロモーションアプローチが台頭してくるであろうことは安易に想像できます。しかし同時に、実際B2Cが台頭した時、冒頭に引用したGENKINGさんの言うInstagramの“手つかずの良さ”が失われてくる可能性も否めません。

Instagramから対象商品を購入できることが便利だと思うのは、デベロッパー側のエゴでしかないのでは…本当にユーザーは「そのまま買えたら便利なのに」と思っているのか…Instagramのアプリを離れて改めてググる面倒さがあるからこそ、ユーザーはInstagramサーフィンに没頭できるのではないか…等々、個人的には様々な疑問も湧いてきます。

私はその辺も含めて、今後のInstagram利用市場に注目していきたいと思います。ハッシュタグによるバトン化が、いじめやコミュニケーションストレスにならないことを願いつつ…(笑)。