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Instagram:リールに投げ銭する機能が日本へ

Instagramでは、米国現地時間11月6日、リール動画に投げ銭機能となる「ギフト」を日本でも導入したと発表しました。これによって日本を含む34ヶ国でギフト機能の対応となりました。ギフトを受け取れる資格を持つクリエイターは限られていますが、とりあえず日本国内のショート動画におけるマネタイズという点では、TikTokやYouTube等に続く参画となりますので一応ご紹介しておきます。

どういうこと?

まず、プロアカウントで一定のフォロワー数がいる18歳以上のアカウント(Metaでは“クリエイター”という呼び方をしています。Googleが言うところの“パブリッシャー”に近い呼び方ですね)がリール動画を公開します。その動画に対して閲覧者は“スター”という名の(仮想通貨のような)ギフトを送ることができます。そして、このスターはInstagramがパック販売しているので、閲覧者はそれを購入するという仕組みです。ギフトを受け取ったクリエイターはいずれ報酬としてボーナスプログラムで金銭を受け取れるようになる予定です。

Instagramは11月6日(米国時間)、クリエイターが投稿したリール動画に対してファンがバーチャルギフトを購入してサポートできる「ギフト」機能を日本でも導入したことを発表しました。また、年末までの期間限定で、投稿したリール動画や写真のパフォーマンスに応じてクリエイターに報酬が支払われるボーナスプログラムのテストを日本を含む一部の国で行う予定です。

引用)Metaについてより一部抜粋

スターの数に応じて6種類のギフトが表示されるので(1、5、10、15、20、300スター)、贈りたいオプションを選択します。
ギフトは利用者が持っているスターの残高から送られるため、初めてギフトを贈るときや充分な数のスターが無いときは、まずスターパックを購入します。スターパックは3種類あり、スターの数と価格は下記の通りです。

  • 45スター :70円
  • 140スター:430円
  • 300スター:860円

引用)Metaについてより一部抜粋

 
ギフトを贈るには、サポートしたいクリエイターが投稿したリール動画を表示し、画面に表示される「ギフトを贈る」をタップする。クリエイターが同機能の設定をオフにしている場合は、ギフトボタンは表示されない。
同機能は2月に米国で正式導入し、徐々に対象国を拡大。現在は日本を含む34カ国のクリエイターが利用できる。ギフトを受け取るための条件は、プロアカウント(クリエイターアカウントもしくはビジネスアカウント)設定をしていること、18歳以上で5,000人以上のフォロワーがいること、Instagramのパートナー収益化ポリシーを含む要件を満たしていること。

引用)Impress Watchより一部抜粋

 

そもそもクリエイターの収益化(要は投稿内容とその評価に合わせてお金がもらえるシステム)については、日本でもまだまだテスト中で、年末年始のタイミングでその辺のテストも強化するつもりであることも発表しています。
 

現在、日本ではクリエイターが写真(単一の画像もしくはカルーセル)を投稿することでボーナスを獲得することができるテストを実施しています。今回、ホリデーシーズンに合わせ、年末までの期間限定で新たなボーナスプログラムのテストを行います。このテストは日本、米国、韓国のクリエイターを対象に実施するもので、日本では近日中にテストを開始する予定です。クリエイターは投稿したリール動画や写真(単一の画像もしくはカルーセル)のビュー数に応じてボーナスを獲得することができます。

引用)Metaについてより一部抜粋

 

ちなみに、収益化に関するテスト対象者はMetaによる招待制とのことですので、誰でもできるものではありません。

Instagramで誰しもマネタイズできるようになる日は来るのか

今回のギフト機能や収益化プログラムの強化によって、InstagramerがYouTuberやTikToker、最近では𝕏erのように(誰しもマネタイズできる人に)なれるかどうかは分かりませんし、この分野においてMetaは少し遅れている(方向性が違う?)印象を受けますが、いずれ誰しもマネタイズできるようになるかもしれませんね。但し、各SNSが苦労したように何をもって報酬評価されるのか、相応のアルゴリズムを作る必要もあり、簡単にはいかない気もしています。

私は今Instagram(及びThreads)にそこまで注視していないのでMeta関連のリテラシーは低いのですが、収益化の可能性については期待しています。

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