SNSへの法人アカウントを考える

先日、第3者メディアにエンゲージメント・ゾーンを依存することについて私なりの意見をご紹介させていただきましたが、本日TechCrunch Japanでも「Facebookページ停止でフォロワー400万人を失う」事例が紹介されておりましたので、共有したいと思います。

てるてる坊主

ふわふわ

何があったのか

海外で有名人のゴシップネタを紹介するサイト「The Shade Room」がFacebookページで420万人のフォロワーを持っていたらしいのですが、これをFacebook側が停止したとのことです。

駆け出しから伝統的新聞社まで、今日の出版元は自社ブランドのサイトとモバイルアプリに加え、Twitter、Facebook、Snapchatその他のプラットフォームを組み合わせることによってブランド認知、読者、および収益を生み出している。今年Facebookは、Instant Articles機能を使って読者を集め、広告収益を分配するよう出版社に強く呼びかけている。ソーシャルプラットフォームを通じて配信する会社は、巨大なコミュニティーを構築し、新たな読者とつながることができる。しかし、記事を「ネイティブ」に投稿するためには、プラットフォームの様々な規約や条件に従わなくてはならず、検索アルゴリズムへの対応や、データ収集、デザイン変更なども必要になる。
引用)TechCrunch Japan

 
たとえ法人アカウントであろうとも、飽くまでも土地は他人様のものなので、TwitterであろうともFacebookであろうともメディア側のルールやマナーに合わせて運用しなくてはなりません。その分得られる利益が大きいため、企業側は従っているのが現状だと思います。

The Shade Roomサイトに今日掲載されたニュースの中には、テキサス州ヒューストンの集中豪雨を憂う記事、家庭内暴力で有罪となったR&Bシンガー、クリス・ブラウンの近日放送予定のドキュメンタリーに関する記事等がある。BuzzfeedとJezebelを始めとするいくつかのサイトが、The Shade Roomは写真の不正使用疑惑のために様々な問題に直面するだろうと臆測している。
引用)TechCrunch Japan

 
今回のケースは恐らくはゴシップ(スキャンダル)ネタとなる投稿内容が公序良俗に反していたり、著作権が不明確だったりしていたことからFacebook側で停止された可能性も推察できますが、本当の理由はまだ掴めていない様子です。

ふわふわ

対岸の火事ではない

海外のゴシップサイトのFacebookページだからと言って安心してはいけません。勿論今回のケースのように(もしかしたら)公序良俗や著作権違法等が原因だとしたら、そもそもどんなサイトであれメディアであれダメですし、Facebookがページを停止した判断も正しいでしょう。事前にFacebook側からの該当サイトへ再三に渡って連絡がいっていたのかもしれません。

しかしながら、420万人のフォロワーを積み上げるために一体どれだけの時間とお金を費やしてきたのか…そしてそれが原因の改善によって復調してくれるのか…全てが水泡に帰す可能性も充分にあります。もしこれがオウンドメディアだったら、公序良俗や版権に関わる部分を訂正・改善・謝罪することで解決の糸口を模索することだってできたはずです。

つまり、第3者に運用権を依存する怖さがここにあると私は考えています。「自分達の企画を売りたいだけだろ」という突っ込みを受けるのであれば確かにその通りです(笑)。でも、そのことを差し引いたとしても、やはりオウンドメディアにSNSを導入した方が長期的且つ多角的に良いような気がします。

今回は、ちょっとエンゲージメント・ゾーンへの思考選択肢を幅広く捉えていただきたく、ご紹介してみました。