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Twitter:キャンペーンプランナー提供開始

Twitterでは6月23日、広告の効果予測ができるキャンペーンプランナーの提供を開始したことを発表しました。要は、FacebookのMetaキャンペーンプランナーのようなものですね。ちょっとご紹介しておきます。

Twitterのキャンペーンプランナーとは

今回のリリースはTwitter社にとってお得意様となる広告主(マネージドパートナー)にとっての利用が主です。Twitter広告に関するエージェンシー(クライアントパートナー)を通してアクセスを申請し、利用できるようになります。まぁ、普通に広告主はパートナーとなる広告代理店に依頼すれば広告代理店側でキャンペーンプランナーを使ってプランニングしてくれるとは思いますが…。

本日より、米国、英国、日本のすべてのマネージドパートナー(Twitterが支援している広告主)に対してキャンペーンプランナーの提供を開始いたします。マネージドパートナーは、担当Twitterクライアントパートナーを通じてキャンペーンプランナーへのアクセスを申請できます。

引用)Twitterブログ

 
要は、キャンペーンプランナーを利用することで、リーチやエンゲージメント等の希望値に達するためにどれくらいの広告費が必要か事前予測して提案してくれるツールです。

  • オークション型のキャンペーンにおいて、指定したターゲットオーディエンス、配信期間、フリークエンシー設定、プレースメント、予算に対してリーチ、インプレッション、平均フリークエンシー、CPMを予測できます。
  • キャンペーンプランナーから直接キャンペーンの下書きを作成、保存することができます。

引用)Twitterブログ

 
他にもTwitterブログ内では、最適なリーチとフリークエンシー効果の大切さや期間設定について説明してくれています。とはいえ、単純にお金をかければその分良い効果を得られると思います。私も個人的にTwitter広告を利用したりしますが、リーチ(インプレッション)かエンゲージメントか、KPIを設定した上で1回出稿すれば、なんとなくそこから計算しやすくなります。あとはターゲットをどこまで設定するかによって大きく予算配分は変わると思います。

今後数か月の間にキャンペーンプランナー機能のさらなる拡張を計画しており、より多くの市場への展開を目指します。また目標達成のために最適なキャンペーン設定を評価するためにプランを比較できるようにもします。

引用)Twitterブログ

 
まぁ、まだベータ版に近い印象を受けますし、今回のキャンペーンプランナーを利用できるご担当の方はキャンペーンプランナーを使わなくとも予測できる人のような気がします。

KPIの置き方と考え方

これはInstagramにもFacebookにもTwitterにも言えますが、SNSへ予算投下する場合に大事なのは費用対効果の指標となるポイントの置き方です。きっと販売促進には直接的に結びづらく、いかにマイクロコンバージョン中のマイクロコンバージョンを設定するか、だと思います。究極のマイクロコンバージョンは「いいね」数をKPI化することですが、「いいね」がその先の何に繋がっているのか等まで考えなければなりません。

ちなみに、(SNSの純広以外での広告投資に関して)今の段階での私は、そもそもInstagramやFacebook、Twitterを運用するアカウントにおいて、そのフォロワー数を拡大するために、どう広告効果をKPI化していくか、に重きを置くべきではないかなと思っています。そしてアカウントのフォロワー数が増えた先にどうしていくか等まで視野に入れる必要があるのかな、と。ですので、SNSアカウントを属人化して運用する中で、それを加速する手段として広告があるのかな、と。

つまりSNSをしっかり運用していることが前提条件なのではないかと思っています。SNSを属人化することのリスクを企業は充分理解している一方で、属人化していない企業SNSアカウントで成功している例をあまり見ないもので…。

まぁ、使える機会があれば私もキャンペーンプランナーを使ってみたいと思います。

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