音声SNS「Clubhouse」とは

久しぶりに世間を騒がすSNSプラットフォームのお話です。もうすっかりあちこちで話題になっているClubhouse(クラブハウス)ですね。すでにあちこちで色々な解説記事があがっていますが、一応私も触れておきたいと思います。

ふわふわ

Clubhouseとは

2020年3月に米国ベンチャーが開発・リリースした音声だけのSNSです。音声SNSというと真っ先に「Voicy」が浮かぶかもしれませんが、Voicyはインフルエンサーによる発信要素が強く、音声ブログという印象が強いです。対してClubhouseは不特定多数による音声SNSであり、利用者は「room」と呼ばれる自分のチャット(のような)部屋を作り、発言者を権限設定できるモデレーター(ファシリテーターのようなもの)を設定しながら、声だけでログも残らない会話を進めていくアプリケーションです。

他の利用者はいつでもroom内の会話を聴取することができますが、会話内で自分も発言したければroom内で挙手することでモデレーターの許可を得て参加することができます。

以下がホーム画面とプロフ画面です。

ホーム画面例

気になるroomに入ったら、以下の英語の説明を受けながら参加していきます。

room入室ステップ

おそらくワケが分からない感じですよね(笑)。

詳しく説明してくれてる他サイトの記事がありますので、以下をご紹介しておきます。

ちなみに2021年2月1日現在の時点で、アカウントから招待できる相手は2名までです。Clubhouseでスマートフォンの電話帳と連携している場合、連絡先で繋がっている人がアプリをダウンロードして待っていれば既存利用者が招待することはできます。その場合は2名までの招待制限外となります。
また、今の時点でiOSユーザー限定のアプリです。しかも英語表記のみの仕様となっています。

こういった限定的なサービスであることから、日本では今年の1月から急にアーリーアダプターが特権的に盛り上がっており、今では結果的にあちこちで話題になっているというわけです。

おそらく米国ベンチャーがサーバー容量やサービス性等を確認しながら提供している印象があり、そういった背景から限定的に提供せざるを得ないのかなと推察しています。それが逆にプロモーションの拍車をかけてしまっているという…皮肉な現象になっていると私は考えています。

ふわふわ

Clubhouseのマネタイズは?

このClubhouseは登録に携帯電話番号ありきで、実名を原則としていること、また余計な反応を促進するようなボタンやログがないことから、従来のSNSにあるようなスパムは少ないのかな、と思われます。ただし一方でroom内にあるモデレーターという特権制度や会話が刹那的であること、等からroom参加の同調圧力や疎外感、軽はずみな攻撃的発言等、今までのSNSとは違った形で“いじめ”のような現象が引き起こるかもしれません。

そして、このClubhouseは閉ざされた環境ということもあり、なかなかマネタイズがしづらいのではないかと思います。ラジオCMのようなものも含め広告を掲載するにはなかなかリーチが稼げない印象もあります。企業がビジネスアカウントを作ってroomを設けることでエンゲージメントは強化していけそうですが、不当なクレーマーも増加しそうですのでなかなか実現は難しそうです。個人的に考えられるのは、APIを有料公開してエンタープライズ版Clubhouseみたいな感じにすることで、各企業単位でチュートリアルやFAQ的に展開できるかもしれない…程度かなと思います。

いずれにしましても、今の段階ではClubhouse側の明確なマネタイズが見つからないのですが…どうやっていくのでしょう。

ふわふわ

勉強します

とにかく私自身、まだまだ全然使い勝手が分かっていません(笑)。まずは色々と使って勉強しながら、今後のClubhouseの将来性を探ってみたいと思います。


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