案内ロジック

最近、SEOにおけるセールスキャッチトークをブラッシュアップしました。そもそも販促手段としてSEOを捉えている企業のご担当者様に話すSEOトークですと、効果的手法とご契約に至りやすい手法が異なります。これは仕方ないことなのですが、それを踏まえた上で現在私が考えるざっくりしたSEOトークについてご紹介します。

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そもそもSEOという名前が…

SEOを考える時には、Googleのクローラーを見るのではなく、”ユーザーを見ているGoogleのクローラー”を見るという概念であるべきなのは当然の話だと思います。ですが、検索エンジン最適化というSEO(Search Enzine Optimization)という名前がクローラーを見がちになってしまうのも事実…。「SUO(Search User Optimization)」とか言う名前に変えれば、もしかしたらSEO施策概念も変わるかもしれないのに…というゴタクは置いておきましょう(笑)。

SEOの3ステップ

気を取り直しまして、私の考えるSEOトークは3つのステップで成り立っています。サイトパワーの醸成とクローラー適正とコンテンツの3つです。

SEO3ステップ

1.サイトパワーを強める

サイト(ドメイン)パワーを高めるには、やはり外部リンクが圧倒的に強いです。ただ、とにかくまずはリンクの精査が重要です。当該サイトと競合サイトでリンクをプロファイリングしつつ、変なリンクや不要なリンクを削除したりすることで、過不足分を割り出します(参考:「最適なリンク精査の方法と高品質なリンクを獲得するためのベストプラクティス」)。そして不足分に対して施策付けしていきます。

外部施策の働きかけ方は、業界やプロファイル、欲しいリンクの種類によって異なりますのでここでは割愛させていただきますが、やはり待っていては、思うようにリンクが増えるまで1年以上かかります。アプローチは積極的に行った方が良いでしょう。
私たちはその支援をさせていただきます。

2.クローラー適正化

いわゆる内部施策に含まれます。私たちの言うところの内部指示書です。titleの命名規則description内部リンク構造ディレクトリ構造、構造化データ等々…数多くの視点から解析・改善しますが、結局のところこれは飽くまで”クローラーに対して適正なサイトにする”ことに他なりません。Googleのクローラーに対する処置です。いわば内部整理です。これらのやり方には”一応”答えがあるわけなので、やった方が良いわけです。ですのでとにかく実装していくことが大事です。その実装すべき内容と現状を照合してご進言するのが私たちの仕事です。

既にコンテンツやテーマ性が整っており、しっかりと優位性のある内容(≒テキスト)になっているのであれば、これだけで検索順位は上がってきます。要はちゃんとGoogleに力量を正当判断してもらえたということです。

3.コンテンツ

上記2.を行ったにも関わらず検索順位が上がらない…ということであれば、それはGoogleに正当判断してもらった結果だと思います。つまり、コンテンツやテーマ性が弱いということです。そこで、コンテンツ強化という話になります。
競合とのコンテンツプロファイルも大事ですが、要は「広くて深い知識を得られるサイトかどうか」に尽きます。ページ単位におけるテキスト文字量は充分な価値を与えられる量か、施策キーワードにおいてエンティティが含まれている内容か、等です。サジェストキーワードや関連キーワードはテーマ性を探るための重要材料になります。ユーザーが検索する心理的背景(コンテキスト)を充分に理解した上で、付加価値となる答え(や考え方)を提供できているかどうかが大事です。そう考えると、恐らく完璧なんてことはないと思います。時事状況も含めて常に充分なコンテンツを提供し続けることが必要となるわけです。

そして、実はこれが(SEO上)最もサイトの個性を出せるポイントでもあったりします。実際に流入クエリ数の8割以上がロングテールワード中心の中で、これを行うことで流入クエリ数が飛躍的に増加します。すでに1.2.によってサイトの強さと正当判断準備が整っているわけですので、テキストを突っ込めば突っ込むほど、ロングテールワードでの検索順位と流入数が向上するんです。そしてロングテールワードや流入数が向上しているということは、サイトのテーマ性も強化されている証拠です。数々のキーワードで検索結果1位を奪取しているサイトであれば、当然施策ビッグワードでも1位になる”べき”ですよね。
各ディレクトリ単位で有機的に流入クエリ数を担保できているバランスの良いサイトはSEO上優れていると考えられるわけです。

その上で、必要なコンテンツやテキストを洗い出し、どのページに追記していくか、またはどんなページを新たに作るか、またはディレクトリごと作るか…等々サイト全体を通して分析と制作納品する支援をするのが私たちです。

真理として

以上3つのステップをご紹介しましたが、結局はサイトパワーと適正化とクエリへの対応をテコ入れしていければ良いわけです。判断材料として随所に競合を調査することは必要ですが、最終的につまるところは”自分達らしさ”という孤独なSEO旅に出ることですので(笑)、ある程度進めたら、あとは持論で最適化していくことになるでしょう。

SEOはパワーと適正とクエリ

「なんか検索順位が上がる気がしてきた」という方は、もう心の準備ができていると思います(笑)。
後はその為の第一歩目の前進のさせ方ですね!

そして最終的には「SUO精神」で行きましょう(笑)。

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