titleタグ表記はCTR重視へ

私の実感値として、最近多いtitleタグの施策に関して、ご紹介したいと思います。トップページのtitleタグに、いわゆるNo.1表記や具体数字等を入れることで検索結果からのクリック率(CTR)を高めようとするサイトオーナーが増えてきているようです。

title

ふわふわ

クリック率重視

何年も前のSEOでは、施策キーワードで「とにかく検索順位1位を!」と躍起になる人が多かったですが、最近のSEOでは「1位にあるべきサイト像」が決して事業者サイトとは限りません。キーワードによっては比較サイトが1位になるべきだったり、情報メディアが1位になるべきだったりしており、イチ事業者サイトが1位を取る方が難しくなってきています。Googleアルゴリズムの精度を考えれば、これは当然ですね。これに関しましては、以下の記事からご確認いただければ分かると思いますのでここでは割愛します。

そして、事業者サイトが施策する上での対象キーワードには取引型クエリ(Transactional Query:Do Query、Buy Queryと呼ぶような、行動を起こしたい検索心理が含まれるクエリ)が多いので、結果的に比較サイトが検索上位を占めるケースが大半です。

そこで各事業者サイトは現在、クリック率を高めるためのタイトル案を模索するようになりました。例えば、以下の画面はあるクエリの検索結果画面です(隠しまくっててゴメンナサイ)。

あるキーワードでの検索結果

比較サイトが上位3枠を占めており、なかなか事業者サイトが上位に食い込むのは難しいと判断したのでしょう。各サイトでNo.1表記が目立ちます。

ふわふわ

実際どうなの?

このNo.1のタイトル表記ですが…実際のクリック率は高まります。特にスマホでのクリック率は上がります。施策キーワードにもよりますが、私が経験した実績ですと、もともとのクリック率が4%でしたら4.2%くらい…つまり、1.05倍くらいになります。2%でしたら2.1%くらいになる程度ですが、検索ボリュームが多い場合は効果的です。しかも、その業界の初心者が検索するようなキーワードであればあるほどクリック率に影響します。

もちろん、「今のところは」という話ですし、No.1表記に関してもしっかりと景品表示法に基づく必要がありますし、検索結果画面だけのtitleタグに根拠を明記せずに記載することはかなりグレーな気がします。

No.1表示の根拠となる調査結果に即して、一般消費者が理解することができるようにNo.1表示の対象となる商品等の範囲を明りょうに表示すること。

引用)公正取引委員会

あとは「最大級」という抽象的な単語の使用ですね…。
「intitle:最大級 inurl:co.jp」でGoogle検索をすると、最大級を謳っている企業サイトが多く見受けられますが、色々見ていると、かなり微妙なラインのものもありますね(笑)。おそらくクリック率を上げるために各事業者サイトは試行錯誤しているのでしょう。

ふわふわ

で、オススメするのかしないのか

…というわけで、No.1表記をtitleタグに入れることについて、私のオススメ度個人見解としては以下の通りです。

オススメする場合の理由があるなら

  • クリック率が上がる
  • 頻繁でなければマイナーチェンジくらいなので検索順位に悪影響はない

オススメしない場合の理由があるなら

  • そもそもグレーorいつかチャコールグレー
  • 中身を相応にせずにtitleタグだけ変えるのは推奨できない

まぁ、後はサイトオーナーのお好みということで(笑)。短期的でも良いからやりたいという人もいるでしょうし…。

いずれにしましても、クリック率を上げるためには、長期的に考えた上で市場に合致したクリエイティブを策定し、胸を張って伝えられるライティングをした方が良いでしょう。


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