検索心理を読み解くって?

「インテントマッチ」とか「検索体験を最適化する」とか…呪文のように唱えていますが、実際にどんな風にアプローチしていけば良いものでしょうか。今回は私なりに良質コンテンツにおける概念をふわふわっと説明してみたいと思います。

大黒天

ふわふわ

自分だったらどう考えるか?

実際にコンテンツやサイトを設計する際に「自分がこのキーワードで検索するとしたら、どんな情報になっていれば助かるだろう」「きっとこういう情報があると有難いだろうな」というのを推察します。勿論、キーワードのジャンルや業界、出回っている情報量等によって大きく異なります(私は、だいたいが出回っている情報量で変わると考えています)。

そこで以下のような図表を作成してみました。

検索心理に応える

これらに当てはめてコンテンツやサイトページを設計していけば、まぁ、良質コンテンツに辿り着けやすいのではないかと考えています。以下図表に合わせてご説明します。

ふわふわ

検索心理を読み解いた良質コンテンツ

そのサイトを見たい系

Navigational(案内型) Queryと言いますが、行きたいサイトがほぼ決まっている場合です。この場合は、以下の要素が徹底されていると良質コンテンツと言えたり、検索体験を最適にしてくれると考えられます。

  • 気持ち的に「待つ」要素が少ない:表示速度的にも文章構成的にも最短距離で情報を伝達してくれていること。もったいぶった作りや構成では、(特にスマホの場合)ストレスになる。
  • 使いやすくどう操作していいかすぐわかる:UIが明確で、クリックする位置やボタンが分かりやすく、無駄にサイト内検索等をしなくて済むような設計。
  • 日本語(言葉)の意味がよく分かる理解しやすい内容:一定の専門知識を前提とせずとも理解できる文章。書いてある意味がまどろっこしくないこと。

調べもの系

Informational(情報収集型) Queryと言いますが、欲しい情報や知りたい情報があって検索している心理です。この場合は、情報設計のあり方を追及すると良いです。

  • 日本語(言葉)の意味がよく分かる理解しやすい内容:一定の専門知識を前提とせずとも理解できる文章。書いてある意味がまどろっこしくないこと。
  • その内容の情報切り口が分かりやすい見出しがあったり、これからどんな内容について書かれているのかが分かる。ページ内情報の方向性が明確である。
  • その内容の仕組みを教えてくれる:起源や成立、略歴(遍歴)、出来事、長所短所が書かれている。

申し込み系

Transactional(取引型) Queryと言いますが、「買いたい」「問い合わせたい」「申し込みたい」という行動を起こす検索心理です。この場合は、とにかく使いやすさ第一で考えます。

  • 直感的に欲しいモノに辿り着けやすい:まず何をタップして進んで行けば自分の欲しい情報に辿り着けるかがすぐに分かること。心理に合わせた道標が明確。
  • 使いやすくどう操作していいかすぐわかる:UIが明確で、クリックする位置やボタンが分かりやすく、無駄にサイト内検索等をしなくて済むような設計。
  • 同じ基準で各情報やモノを評価紹介してくれる:抜け漏れなく同ジャンルの他商材との比較が出来ること。自分で研究や分析比較をしなくても客観的に教えてくれていること。

色々な要素が絡まる系

敢えて私の造語でComplicated(複雑な) Queryと書きますが、今までの3つの系統のいずれも含まれているような検索心理。もしくはそもそも検索意図が定まる前に検索している心理。こういう時は色々紹介してあげなければなりません。

  • その情報の使い方やモノが良く分かる:検索した言葉が「どういう場合やケースに利用されるか」から書かれており、客観的に分析しながら最終的にその捉え方や考え方をユーザーに啓蒙してくれる内容。
  • 同じ基準で各情報やモノを評価紹介してくれる:抜け漏れなく同ジャンルの他商材との比較が出来ること。自分で研究や分析比較をしなくても客観的に教えてくれていること。
  • その内容の仕組みを教えてくれる:起源や成立、略歴(遍歴)、出来事、長所短所が書かれている。

ふわふわ

Googleの順位は後からついてくると考えよう

良質なサイトを作ることが出来る人は以上の要素を本当的に構築できる人だと思います。それが市場分析から捉える人もいれば、好きが故にとことん追求して捉えられる人もいると思います。そしてそういった情報はやはり評価されやすいものです。つまり、Googleからの評価は後からやってくると考えれば、変に惑わされずに済むかと思います。

しかし、やはりそれでもGoogleの検索順位に好影響するまでには時間がかかったりします。だからこそそのためにそもそものSEOテクニック(コーディングや各種タグ等)があるわけですね。だから、そういうSEOテクニックも実装しておいたほうが絶対的に良いです。それでも外部リンクが付いてくるようになればクローラビリティも促進されるので評価は早くされるようになりますが、とにかく自信を持って良い記事コンテンツページだと思うのであれば評価を待つのみですね。

全てサイト内で手を打った上で、それでも急いで評価されたいのであれば、次は足です。PR活動をしたりメディアに売り込んだりして取り上げられる活動をすると良いでしょう。もちろんそれは結果的にE-A-Tや人気度、実体度にも繋がりますので、良い活動だと思います。

ふわふわ

さぁ、実践

以上を踏まえて作成すればきっと良いサイトが出来上がるはずです。優れたコンテンツページはGoogleが評価してくれなくても世の中が評価してくれます。世の中が評価してくれればGoogleが評価してくれます。それがリンクやサイテーション、レピュテーションですし。

最後に注意点ですが、今回の概念に関してはサイト全体で捉えるのではなく、1ページ1ページで捉えるようにしてください。これは私の勝手な想像ですが、Googleは「まずコンテンツページ単位で評価⇒サイト単位で全体を評価⇒最後にURLページ単位で評価」する傾向にあると思います。ですので、1ページ1ページで全て前述の概念を当てはめ、最終的にサイトとして整えながら実践してみると良いでしょう。


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