SEO取引における3大要素

以前「SEO費用とは何か」でざっくりご紹介しましたが、今回はSEOで企業側が業者に発注する場合に必要な3つの概念についてご紹介したいと思います。

SEOパズル

ふわふわ

明確なモノがないからこそのPDCA

「SEOは時間がかかる」とか「Googleの気まぐれで変わる」とか「いたちごっこ」とか、訳のわからない解釈が飛び交ったりしますが、私から言わせれば全部間違いです。サイト改善を短期で出来れば効果は短期で出ますし、Googleは気まぐれではなく自社テクノロジーとGoogle利用心理を照合しアップデートをしています。いたちごっことは…悪いことをすれば評価が落ちたり捕捉されたりするので、結果的にいたちごっこになっているだけです。

では、SEO業者との取引を考えた時、どんなところを重要視するべきかについてご説明します。

1.分析力!
2.改善力!
3.管理能力!

 
要はPDCA(Plan Do Check Act)なのですが、SEO業者の提案書等を見ると「PDCAを最適化します!」的な抽象文句によって濁されている傾向もありますので、しっかり自分の目で見極める必要があるわけです。

ふわふわ

1.分析力!

SEO会社が提案する際は(当然ですが)自社サービスを案内します。でも、そもそも当該サイトの課題や伸び代を明確化しないと、そのサービスが当該サイトとどう組み合わさって成長するのかイメージできませんよね。その為には分析が必要です。
分析というのは以下を明確化してくれるSEO業者か、という判断です。

① 施策キーワード(とそこから推察するユーザーが期待するサイトページの在り方)
② 検索順位は相対評価で決まるため、市場(競合)調査による各種優劣比較
③ 要は当該サイトの何をどうすれば良いのか
④ その「何をどうすれば良いのか」をどこまで具体的に分析できているか

 
細かい部分は私のビジネスにも影響してしまいますので(笑)割愛しますが、大切なのは③です。SEO会社がここを分かりやすく伝えてくれないのは、取引後のリスクヘッジか、自分達が分かっていないかのどちらかです。

 

2.改善力!

1.で分析してくれた内容を具体的にどうやって改善してくれるのか(すれば良いのか)をしっかりと案内してくれることが重要です。それを汎用性の高いサービスで埋めるなんてできないはずなのです。なぜならサイトは十人十色。同じ施策であらゆるサイトが同じように改善されるのであれば、SEO会社なんて必要ないですからね(笑)。
「なるほど、確かにそういうやり方なら改善されるね」と思える具体的なやり方を提案してくれるかどうかが大事です。

ちなみに、(私のように)詳細の指示をしつつ、実作業は企業側に依存するサービスの場合は、どこまでヘルプデスクとして機能してくれるかどうかも判断しなければなりません。何を相談しても「最初に申し上げた通りのやり方で改善してください」と回答をするような会社とは良い関係性は築きにくいですよね。「いや、うちの場合そういう改善のしかたがシステム上できないんですけど、他に違うアプローチのしかたは無いですか?」等と質問した場合でも、しっかりと代替え案や妥協案等を提示してくれるようなSEO会社の方が良好なお取引が出来ると思います。

また、目に見える施策物がある場合は何を報告してくれるのか、というところまで明確化しておきましょう。取引が始まってから「今どうなってますか?」と質問をしても「やってます」しか回答してくれないようでは施策有無も怪しいものです(笑)。

 

3.管理能力!

企業側でSEOだけをひたすら運用するご担当者がいるというケースは稀です。極端に大手企業だったり、SEOのみが集客要素の零細企業だったりすればあり得ますが、多くはリスティングやアフィリエイト、サイトの更新運用管理等、様々な業務を抱えられているご担当者がほとんどです。

そうなりますと、いつもSEOの細かな修正作業事項まで覚えていられません。ですので、その辺の管理もしてくれるSEO会社が有難いはずです。最近ではSEO管理ツールを持っているSEO会社もありますし、私もSEO管理ツールはオリジナルで企業様と共有するようにしていますが、マスタースケジュール通りに機能したりアラートしてくれるサービス――つまり管理してくれる能力がどこまであるのかも立派なSEO会社を決める判断材料です。
いくら「いや、さすがにそこは私の仕事ですし、私がしっかりしなきゃ」と思っていても、自身の抜け漏れによって効果が後回しになってしまっては本末転倒です。そこはSEO会社に甘えちゃっても良いのではないでしょうか(笑)。

ふわふわ

3拍子揃ったSEO会社はあるか?

以上がSEO取引における大事な判断材料だと考えています。たまに“期待効果”を判断材料にするケースもありますが、ここまで確認できれば流石に効果がどう伸びるかお分かりいただけると思います。むしろシミュレーションをSEO会社に提出させ、効果をコミットさせる手法は良くありません。取引前だから適当なことを書けますし、効果をコミットさせるとブラックハット(Google非推奨)なやり方に手を染められたりしますので。

期待効果は、どれくらい持てそうかを自身で判断し、KPIと検証時期を明確化しておく程度にすると良いです。その相談はSEO会社にすべきだと思いますが、最終的な定量数字は自己判断にしておくことで責任を分散しておきましょう。私がこれを述べると“逃げてる”ように聞こえてしまいますが、そうではなく、あくまでも一緒に達成させる意識を作るためです。

ちなみに、SEO会社によっては分析力が抜けていて改善力ばかりを主張したり、分析力ばかり立派で具体的な改善力に欠けているケースもあったりしますので、お気を付けください。

私ですか?いやいや…自信が無かったらこんな記事は書けません(笑)。