今年もKeeper Securityがよく使われているパスワードを発表しました。最近は何でもかんでもパスワードが必須ですので色々とパスワード設定していますが、あまりに多くて個人管理もままならず…パスワードを管理するツールを使って、それにパスワードを設定したくなったりもします(笑)。
結果、重要視していない個人情報設定モノには覚えやすいパスワードをついつい設定しがちだったりしますが、今回はそんな“ついつい設定しがちなパスワード”についてご紹介します。
よく使われるパスワード
ZDNet Japanによると、データ被害にあったパスワードの中で最も使われていたパスワードは、全世界で相変わらず「123456」等が多いようです。
この調査は、2016年に発生したデータ侵害で公になった1000万のパスワードを調べたものだ。ユーザーの約17%が「123456」を使って自分のアカウントを「保護」しているという。上位25件の中には、「123456789」「qwerty」「password」などもランクインしている。
引用)ZDNet Japan
データ被害にあったものの中では、相変わらず123456という数字の単純な羅列が最も多いようです。1年前の調査結果でも同じくこういった数字の単純羅列がトップでした。
引用)ZDNet Japan
6文字に限らず、パスワードは文字数が多ければ多いほど強固になるイメージですが、あとは把握方法にもよって個人見解は異なるでしょう。
自分のパスワードは覚えてはならない
気を付けていただきたいのは、何に関しても、自分で覚えられるパスワードを設定しようとしないことです。自分で覚えられるということは、他人でも推察出来てしまいます。また、たまに設定するあらゆるパスワードに同じものを使用する人もいますが、そのやり方では、1つ見破られると芋づる式に全てハッキング(クラッキング)されてしまいますので、絶対に設定するパスワードは1つの設定につき1つにすることです。さらに特殊文字や数字、大文字小文字等も混在させることをオススメします。
今のCGM時代やIoT時代を考えると、銀行やキャッシュカードの暗証番号、携帯電話のパスコード等も含め、恐らく個人単位でパスワード管理している数は最低でも5つ以上あるはずです。
皆さまにおきましても充分にお気を付け願いつつ、このデジタル時代を共に生き抜いていきましょう(笑)。