本日デスクトップ(以下:PC)順位とスマホ順位を比較したところ、すでに順位が変わっていましたので、速報としてご案内します。「今のうちにスマホSEO対策」で述べている内容が顕著に表面化しています(読込時間は今のところ関係していません)。また、今回のモバイルフレンドリーによる順位影響がページ単位であることも実によくわかる結果です。
確認内容
あるサイト内(ドメイン内)で複数の検索クエリをGRCにて順位登録しておりますが、スマホ対応しているページとしていないページがありまして、そのページ毎にPCとスマホで検索順位が異なっています。以下の図をご確認くださいませ。サイト名と検索クエリ、URLの項目はグレーアウトしていますので分かりづらいかもしれませんが、赤枠内が順位が変動している検索クエリでその横にスマホ対応が済んでいるページかどうかを記載しています。
上記は2015年4月27日(月)の朝5時の段階の数値です。
今後どうなるか
ついに日本でもモバイルフレンドリーによるスマホ順位変動が確認できました。この順位の開きが今後どうなっていくのか見ものでございます。
尚、今スマホ対応できていないページが今後スマホ対応したら…勿論モバイルフレンドリーアルゴリズムは適用されてくるでしょう。モバイルフレンドリーがまだのサイト運営ご担当者様はお早目にご対応ください。
また、当たり前の話ですが、SEOは飽くまで相対評価です。スマホ対応しているページが該当する検索クエリで上位を占めていたら、スマホ対応していても順位が向上するとは思えません。前述の順位変動に関して申し上げますと、顕著に検索順位が上がっていることが分かったのは、競合のスマホ対応していないページ(サイト)の順位が下がった結果なだけです。ですので(SEOで競合が激化している)スマホ対応が当たり前の検索クエリでは上記のような数値の開きはそこまで確認しづらいと思います。
ちなみにNavigational Queryでは順位の変動は見受けられませんでした。
取り急ぎのご報告で恐れ入りますが、スマホでの検索順位が気になっているサイト運営ご担当者様は今週から変動しておりますので、ご確認ください。