Googleでは、米国現地時間11月16日、無料リスティングによる表示に関する情報をSearch Consoleに掲載していくと、Search Central Blogにて発表しました。これにより無料リスティング掲載手順が明確になったりするようです。実際の表示がどうなるか分かりませんが、Merchant Centerへの登録もしやすくなるようですので便利そうです。
Search Console is making it easier for merchants to display their products across Google, including a new feature for the Shopping tab, to help them drive more traffic to their online stores. Learn more at https://t.co/tUjtjWHicz pic.twitter.com/COlAR9GqT3
— Google Search Central (@googlesearchc) November 16, 2022
引用)@googlesearchcより和訳
Googleの発表内容
要は、Google Search Consoleに新しく「ショッピングタブのリスティング」という項目が出来て、そこから構造化データのマークアップ方法やGoogle Merchant Centerへの登録等の手順を紹介してくれたりするようです。ショッピングタブのリスティングからの表示状態や表示方法が分かるだけで、表示回数やクリック数等が分かるわけでは無さそうです。少なくとも文脈からは読み取れませんでした。詳細は下記和訳をご覧ください。
Search Consoleのショッピングタブに商品が表示される機能の開始
Google全体でのビジネスの成長を支援し続けていくために、オンラインストアのオーナーがGoogleのショッピングタブに商品を表示できるよう、ショッピングタブのリスティングという新しい項目をSearch Consoleに導入します。
Search ConsoleユーザーがGoogle全体で商品を表示しやすくなるよう、いくつかの機能を追加しました。最近Search Consoleに、販売者が商品の構造化データを追加するのに役立つ販売者リスティングレポートを導入しました。本日より商品構造化データのマークアップを実装し、対象となるオンラインストアのオーナーには「ショッピングタブのリスティング」という新しいセクションが表示されます。この変更は今後数週間かけて徐々に展開されるため、現時点ではまだ変化が見られないかもしれません。
Google Merchant Centerに登録していない場合はこの新しい項目から、Webサイト所有者の再認証の手続きなしで、簡素化されたサインアップ方法でアカウントを簡単に作成することが可能です。この新しい機能では、商品の構造化データを最新の状態に保っていれば、商品フィードも提出する必要はありません。この簡素化された方法により、Googleのショッピングタブに商品が素早く表示され、商品を探している人々に販売者がすぐアプローチできるようになるでしょう。
導入されたら、まずはSearch Consoleのショッピングタブのリスティングのセクションに移動し、その指示に従ってください。詳細はショッピングタブのリスティングを有効にする方法もご覧ください。
ご質問やご不明な点がございましたら、Google Search CentralコミュニティまたはTwitterまでお問い合わせください。
引用)Search Central Blogより和訳
EC系サイトのオーナーにとっては朗報です。いちいち無料リスティング掲載のための方法を探しに行ったり、Merchant Centerに行ってアカウントを取得して登録手続きをしなくても良くなるわけですから。
Google Merchant Centerの分かりづらさ
今回の機能はとても良いとは思いますが…逆に言えば、今までのGoogle Merchant Centerにおける各種手続きが完全に和訳されていないこともあり、滅茶苦茶使いづらかったんですよね。ですので、今回の仕様になるのは「当然Googleは改善しきゃダメだったっしょ」といえば、それまでの話です(笑)。
なんだかんだ商品販売するWebサイトは多いはずですので、是非これを機に無料リスティング枠への掲載機会を増やし、売上向上を図りましょう。