近年、画像ファイル技術は向上し、SVGやWebP等も登場から数年でスタンダード化されており、Webサイトでもかなり目にするようになりました。JPGやPNGもまだまだ多様されている一方で、ロゴやイラスト等はSVGやWebPが増えていますよね。実際、ロゴもPCでは普通に視認できるのに、スマホだと滲んで見える等もあり、表示サイズに対して実際にはその倍のサイズの画像を当て込んだりしていることもあります。実際、私も臨機応変に考え、表示サイズの倍のサイズの画像を入れ込むこともしばしば。一方で、SEOテクニック上は「表示サイズと同じ画像サイズを使用してください」と矛盾したことをベストプラクティスとして案内しています。時と場合によって優先順位が変わりますので、私も都度その辺は矛盾した案内や施策をしていたのですが…AVIFの登場でそういう矛盾も減ってくるかもしません。
AVIFは新しい画像ファイル形式のひとつで、高画質かつ軽量なのが特徴です。今回はそんなAVIFファイルの取り扱いに関して、Google検索でもサポートするようになったと、(米国現地時間8月30日に)発表されましたので、ご紹介したいと思います。
AVIFとは
そもそもAVIFとはAV1 Image File Formatの略で、“.avif”という形式のファイルです。私の業界内で使用しているケースはまだあまり目にしていませんが、今回のGoogle検索でのサポートや各ブラウザの対応もあり、今後加速度的に使用されるようになるかもしれません。
ーー中略ーー
AVIFは、JPEG、PNG、そしてWebPといった従来の画像フォーマットに比べて、圧倒的な圧縮効率を誇ります。
JPEGに対しては約95%、WebPに対しては約30%の圧縮率改善が見込まれ、特に静止画像においてはこれらの従来形式に比べて50%以上のデータ削減を実現しながらも、高い画質を維持することができます。
以下は、PNG、JPEG、WebP、そしてAVIFのファイルサイズと画質の違いを比較したものです。
AVIFはどの写真よりもサイズが小さく、それにもかかわらず画質に粗さが見られません。
Googleの発表内容
今回GoogleがSearch Central Blogで発表した内容(英文)を和訳してご紹介します。
Google検索におけるAVIFのサポート
近年、AVIFはWeb上で最も一般的に使用されている画像フォーマットの1つとなっています。この度、AVIFがGoogle検索でサポートされるファイルタイプになり、Google画像だけでなく、Google検索で画像を使用しているすべての場所で使用できるようになりました。AVIFファイルをGoogleにインデックスさせるために特別なことをする必要はありません。
AVIFは、AV1ビデオ圧縮規格に基づいたオープンな画像ファイル形式です。全ての主要なWebブラウザでサポートされており、AVIF画像ファイル形式の画像は、WordPress、Joomla、CloudFlareなど、Web上の様々なサービスやプラットフォームでサポートされています。サポートが広がったとはいえ、サイト全体の画像をやみくもに変更することは推奨せず、どのフォーマットがあなたの特定のニーズに最も適しているか、時間をかけて評価するようにしましょう。もし画像のファイル形式変更を選択し、ファイル名や拡張子の変更が発生する場合は、サーバー側でリダイレクトを設定してください。
サイト画像のSEO最適化に関する他の観点についてご興味のある方は、Google画像検索SEOガイドをご覧ください。さらにご質問がある場合は、Search Centralのヘルプコミュニティでお知らせください。
GoogleはAVIFの活用を推奨している一方で、何も片っ端からファイルをAVIFにするのではなく、臨機応変に対応するように促しています。また、拡張子を変更する際は、リダイレクト設定もするよう注意喚起してくれています(変更しただけでも良いと思いますが、シームレスに画像検索順位を保ち、接触機会を一時的に減らすことがないよう教えてくれているのだと思います)。
アニメーションもできたりするので、イラスト系やグラフィック系の動的要素や、背景画像等にAVIFは活躍してくれそうですね。是非トライしてみてください。