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SEOのシミュレーションの作り方

もうどうせ年末だし…誰も読まないだろうと勝手に解釈し、結構こじつけて、ぶっちゃけて書いてみちゃいます。SEOのシミュレーション算出方法についてです。ざっくりテキトーにご紹介しますが、何となく使えるかもしれませんのでご参考ください。ちなみにデータ統計元は私の経験値ですので、予め悪しからずご了承ください。

カラフル

SEOにおける流入のシミュレーション算出方法

まず、これから施策すべきキーワードを全部出します。数百~数万件あると思いますが、全て出しましょう。そして実際に流入しているクエリ(キーワード)もGoogle Search Console(以下:GSC)から全て出しましょう(この時点で通常のGSCですと1,000未満までしかキーワードを出せないかもしれませんが、APIを使ったツールであれば全部出ます、まぁ…お近くのSEO会社にご相談ください)。

そして、現状の各キーワードの検索順位とその流入数(GSCで判明する各クエリのクリック数)を入力した上で、目標とするキーワードの順位を入力した表を作成します。そうすると以下のような表が出来上がってきます。

シミュレーションサンプル1

この表を見ると、「今○○位の状況でその流入数が○○○だから、それが目標とする●位になると●●●の流入になる」という仮説が立てやすい表になっているかと思います。

そこで、まず第1弾として目標とする順位とその順位時のCTRを仮説付けします。CTRの算出は非常に難しいです。検索ボリュームの大きいキーワード程CTRが低く、また文字数が少ないキーワードもCTRが低くなります。逆に言えば、検索ボリュームが小さく、複合ワードだったりするとCTRが高くなります。もちろん、業界によっても違いますので、既に対象Webサイトで順位状況とそれに付随するCTRが分かればその相関性に合わせて任意にCTRを設定ください。

  • 現時点でのWebサイトの順位と流入数(=クリック数)をGSCで確認し、大体どれくらいでどれくらいのCTRかを感覚値として持つ
  • 原則、検索ボリュームが大きいキーワード程、CTRは低くなり、検索ボリュームが小さいキーワード程、CTRは高くなる
  • 原則、検索キーワードの文字数が少ない程、CTRは低くなり、文字数が多いほど、CTRは高くなる

検索心理によるCTR傾向値からおおよそ上記のことが言えますので、上記を参考に任意にCTRを仮説立てましょう。そして、これによって現状と期待値を比較できますので、その差分を算出します。

差分に対してYahoo!分も考えます(ここでは、テキトーにGoogleの0.4倍をYahoo!とするため、1.4倍にします)。

さらに、これはあくまでも検索からのクリック数ですので、Google Analytics等から見るセッション数に置き換えることが必要です。GSCのクリック数合計とGoogle Analyticsにおけるセッション数の合計を割合で算出すればクリック数の何倍がセッション数になるか、仮説付けられるはずです(ここでは1.4倍としています)。

これらを入れ込んで作った表が以下になります。

シミュレーションサンプル2

ここまでくればあと少しです。これらキーワードを全部足した合計値をどれくらいの期間で達成するか、スケジューリングしましょう。

これによって、「SEOに○○円かけた施策によって、○○流入数を達成する」というシミュレーションになり、そこにCVRを入れ込めば「SEOによって○○円売り上がる」という計算シミュレーションの算出が可能になります。

シミュレーションは本当は意味ない

SEOというのは、その特性上「考えられることは全部やる」という焼き畑的施策といいますか…足し算的考えで成立する施策です。実は「これはやらない」という考えはあまりないんです。考えられることを全部やりながら、「使い勝手の最適化」と「情報の最大化」を追求していくものなのです。ですので、シミュレーションが必要な時とは、(「これはやらない」という選択肢が発生する)施策で取引する時です。つまりビジネスの時です。概してSEO会社が発注社に提出する時ですね。

予算によって決められた作業工数内でどこまでSEOを追求できるのか、というビジネスですので、その方向性のためにシミュレーションが必要であり、費用対効果を事前に図る必要があるのです。

ただ、繰り返しになりますが、SEOの本質は「考えらえることは全部やる」というのが基本ですのでSEOの流入シミュレーションって本当はちょっと違うんですよね…。ですので、明確な費用対効果やPDCAを考えるなら、リスティング広告のほうが良いかもしれません。ちなみに、SEOとリスティング広告の違いは下記にあると私は考えています。

とにかくシミュレーションというのは提出する方も受け取るほうもリスクを孕んでいることを理解し、決してその通りになるものではないという認識を持っておきましょう。検証のためのKPIという点では利用価値はあるかもしれませんが。

以上、テキトーに私が作るSEOシミュレーションについてのご案内でした。


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