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URL削除機能がリニューアル

ようやく新Google Search Console(GSC)に[URL削除]がリニューアル実装されました。もともと新しくなる前のGSCに存在していたURL削除の項目でしたが、新GSCへの移行タイミングでは取り残されてしまっていた機能でした。新GSCへの組み込みに関して、業界内でも結構リクエストが多かったようですが、ようやく米国現地時間1月28日にリリースされたようですのでご紹介します。

URLを削除する

Googleからの発表内容

Google Webmaster Central Blogでの発表内容は以下になります。

Search Consoleの新しい削除レポートについて

Google検索上でサイトオーナーが一時的にページを表示させないことを可能にする、Search Consoleの削除レポートが新しいバージョンになったことを発表します。新しいレポートでは、サイト情報について他のGoogleツールを通して報告された内容も確認することができます。
Googleから情報を削除する、または報告する際に使えるツールはいくつかありますが、ここでは、新しいSearch Consoleのレポートの3つの機能(一時的な削除、古いコンテンツ、セーフサーチフィルタリングのリクエスト)に絞ってご紹介します。

一時的な削除
一時的な削除のリクエストとは、Google検索上から自分のサイトの特定コンテンツを除外する方法です。例えば、Google検索から直ちに削除したいURLがあった場合、このツールを利用すべきです。リクエスト後は約6ヶ月間、その削除された状態が継続されますので、その間に完全なる削除時間ができることを考えると充分でしょう。リクエストには2種類あります:

  • 「URLを一時的に削除する」は約6ヶ月間、Google検索から特定のURLを隠し、キャッシュが残ったページも削除される
  • 「キャッシュされたURLを消去する」は、次にページがクロールされるまで検索結果での説明部分スニペットが取り除かれます

一次的な削除

URLを一時的に削除する

古いコンテンツ
[古いコンテンツ]項目では、(サイトオーナーに限らず)誰でも検索結果に見せる必要のないページ更新に使う[古いコンテンツ削除ツール]を通してリクエストされた情報をサイト所有者に提供します。

古いコンテンツ

セーフサーチフィルタリング
[セーフサーチフィルタリング]項目では、不適切なコンテンツ報告ツールを使ってGoogleユーザーに報告されたページの履歴が閲覧できます。このツールを使って報告されたURLは見直され、Googleがこのコンテンツが検索結果に表示させるにあたり不適切だと感じた場合は、それらのURLをアダルトコンテンツとしてタグ付けします。

セーフサーチフィルタリング

Googleではこの新しい機能によってより明確に使いやすいレポートになることを望んでいます。いつも通り、何かコメントや質問、フィードバックがあればウェブマスターヘルプコミュニティTwitterでご連絡ください。

引用)Webmaster Central Blog

機能説明

簡単に言えば、URL削除の中でも、6ヶ月間Google検索からURLを取り除く機能と、古いスニペット表示を停止させる機能があります。前者は6ヶ月間Google検索に表示させない間にしっかりと根本から削除変更する猶予期間として捉えると良いでしょう。後者は例えば、キャンペーン情報や対象期間を過ぎたリッチリザルト等に関して、まだキャッシュが残っていては不都合がある場合は一時的にスニペット自体を表示させないようできる機能です(一方で、更新したスニペットが表示されるのを待つ時間が生じます)。

[古いコンテンツ]と[セーフサーチフィルタリング]に関して、前者は第3者も含め「削除リクエスト」から申請された際、後者は第3者も含め「不適切なコンテンツの報告」から申請された際、該当サイトページ保有者であるサイトオーナーへGSCを通して報告されるという機能です。つまり受動的な機能なので、定期的に確認すると良い程度ですね。

しっかりとサイト運用している運用者は積極的に利用しないかもしれませんが、時事要素が強いコンテンツページやパッチワーク的なサイト運用をしている場合には、かなり助けになる機能かもしれませんね。

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