米Googleでは画像検索結果からGoogle Lensを使って、再検索できるようになっていました。私は今回のThe Keywordの記事公開タイミングで知りましたが、いつから実装されたのでしょう。元々昨年秋のGoogle20周年記念のタイミングで公表されていました。
どういう内容
昨年にGoogleが公表していた新機能の内容として、“画像検索結果の画像がGoogle Lensに対応していれば、画像に表示されたオブジェクトとは別のオブジェクトを再検索可能になる”という話でした。しかし、それが既に米Googleでは実装されていたのを確認しました。
例えば、米Googleで「007」と画像検索します。その検索結果の中から気になる画像をタップすると、Lensのアイコンの右上に赤い丸が表示され、その中に数字が出ます。その数字の数が検索対象以外のオブジェクトの数のようです。従って、Lensのアイコンをタップすると該当する別オブジェクトの画像検索結果をGoogle Lensが表示してくれます。この場合はアストンマーチンの車ですね。
他にも自分で○等で括ったオブジェクトをGoogleはLensで別途紹介してくれますが、元々Lensに対応していない画像やオブジェクトだった場合は、類似画像が出る程度です。
The Keywordに上がっているモーション画像でご紹介すると、以下のような感じです。
引用)The Keyword
データベースが増えていけば面白い
この機能はまだまだ米Google中心ですし、Google Lensの対応数も少数かとは思いますが、今後このデータベースが増えていき日本にもこの機能が上陸してくれば、非常に面白くなりそうですね。今回はユーザーの立場における感想にはなりますが、サイトオーナーにとって画像チョイスや写真の撮り方ひとつで、これからコミュニケーション接触機会やビジネス接触機会は増えていくと思いますので、注視しておくと良いのではないでしょうか。