最近、あちこちでスパムアクセスが増加したりしているようです。1日だけ急激にサイトアクセスが伸びたと思ったら、海外からスパムアクセスを受けていた、なんてこともちらほら耳にしておりました。そんな矢先、Googleウェブマスター向け公式ブログでハッキングに関するウェブマスターに対する通知手法が増えたというお知らせがございましたので、ご紹介します。
どういうことか
もともと、Googleではセーフブラウジング通知機能を持っていましたが、ハッキングされたサイトが(たとえ被害者でも)結果的にGoogleのガイドライン違反になってしまいます。そこで、GoogleAnalyticsでも、その被害を受けているウェブマスターの管理画面に通知が出るようになったという話です。
引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ
ハッキング被害は年々増加しているようですが、被害を受けたウェブマスターにGoogleから直接連絡することで、75%以上のサイトが復旧してくれるということが判明したそうです。それで今回も、被害者に積極通知していこうという狙いがあるのだと思います。
そもそも被害に遭わないために
Search Consoleの[セキュリティの問題]では、プロパティ上で不審な点が見つかった場合に警告が表示され、判明した問題をピンポイントに指摘します。サイト復旧の手順については、ハッキングされたサイトに関するウェブマスター ヘルプで詳しく解説しています。
引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ
常時Search Console等でセキュリティチェックをするよう、Google側も案内していますが、未然に防ぐためには、SSLの導入はもちろん、サーバーの管理も徹底する必要がありそうです。正直、ここ最近ハッキングされやすいレンタルサーバーもあったりしており、脆弱性が気になるところも見受けられます。
スパムアクセスだけであれば、被害はある程度許容できますが、ハッキングとなりますと一大事ですので、常日頃からアンテナを張っておくことをオススメします。