Google検索では、今年2回目となるコアアップデートを実施したことを発表しました。昨年の11月から半年ぶりに今年の5月にコアアップデートを行いましたが、今回はその4ヶ月後という形になります。
Today we released the September 2022 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) September 12, 2022
引用)@googlesearchcより和訳
実装後はいつものアーカイブページへ
リリースが本日(米国現地時間9月12日)なので、ロールアウト完了までにあと2週間ほどかかるかと思います。ですので完了する9月26日前後を目途にアルゴリズム更新アーカイブページに今回のアップデートが表示されるようになるのではないでしょうか。
ちなみにアーカイブページには日本語版もあり、英語圏で実装した最近のヘルプフルコンテンツアップデートのことも掲載されています。「2022年8月の有用なコンテンツに関する更新情報」と訳されていますが、「英語圏で」と書いておいてくれたほうが親切ですよね…。混乱しちゃう人もいそうです。
一方で、商品レビューアップデートに関しては「英語での商品レビュー向けに、2022年7月の商品レビューに関する更新情報をリリースしました。」と書いてあるのもあれば、書いてないものもあったり…人の目でチェックはしていないのでしょうか。ちゃんと理解している人でないとややこしいです。
コアアップデートはバグやムラの調整イメージ
ちなみにこれは完全なる私の感覚値なのですが、最近のコアアップデートは「それまでのコアアップデートで補いきれなかった検索品質の調整や、これまでのコアアップデートの副作用で生じた検索品質不具合の調整」という印象を受けます。実際には、検索結果に妥当ではないWebサイトページの表示を抑えるために、手動調整等ではなく“コアアップデート(全体最適方程式)”でそうならないように調整しているわけです。そして常に新しいWebページは増加していますので、終わりが見えないのがコアアップデートですよね。
ある程度検索品質が納得のいく検索結果やクエリであれば問題無いかと思いきや…、それでも流行によって情報が入れ替わったり、最新によって情報が追加されれば調整が必要なわけで…。そんな感じでコアアップデートは繰り返されていくのでしょう。
というわけで、まともに設計しているサイトオーナーであればコアアップデートにそこまで神経質になる必要もありませんが、流行や新規情報が発生している場合は、自分のサイトコンテンツに注意してブラッシュアップしていくことをオススメします。