2021年4月、2021年12月、2022年3月に続き、米国現地時間2022年7月27日に商品レビューアップデートを行ったと、Googleがツイートしました。というわけで、そのご紹介です。
Today we released the July 2022 product reviews update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) July 27, 2022
引用)@googlesearchcより和訳
どんな感じ
商品レビューアップデートを簡単に言いますと「第3者の商品を比較・評価しているページにおいて、どれくらい専門家の人が、どれくらいの実体験を踏まえて評価をしているか、その精度をランキングに反映させるアルゴリズム」です。これにより、ページ閲覧者の参考になる具合が強化されるだけでなく、ネガティブキャンペーン等の側面も排斥できるようになります。
ロールアウト日 (米国現地時間) |
内容 | 追加 (補足事項) |
---|---|---|
2021年4月8日 | 新しいアルゴリズムとして商品レビューアップデートを導入 | どういう要素を判断軸にしているか説明 |
2021年12月1日 | 商品レビューアップデートのアルゴリズム更新 | 2つの要素(商品利用時の証拠映像等の表示&販売業者は複数リンク掲載すること)をアルゴリズムに追加 |
2022年3月23日 | 商品レビューアップデートのアルゴリズム更新 | 4つの要素(従来と類似内容なので割愛)を追加し、要素の判断軸例を14個に渡って掲載し直し |
2022年7月27日 | 商品レビューアップデートのアルゴリズム更新 | 今まではSearch Central BlogやThe Keywordで説明していたが、今回はTwitterで“更新”を発表したのみ |
今回は最初の発表以来、3回目の更新になりますね。
正確性と客観性が求められる
ちなみにまだ日本にはそもそも導入されていません。ですので、Search Central Blogもランキングリリース履歴も全て英語版のみでの掲載です。商品レビューアップデートに関しては、E-A-T要素も然ることながら「本当にちゃんと客観的に検証したのか」という要素が強くなります。ですので、「誰が」「どんな判断軸で」「どういう使用をし」「どの点について評価したか」を明確にしているページが好まれるでしょう。
それは動画なのか、ページなのか、色々な見せ方があると思います。私が個人的に非常に良く出来ていると思うのは、金栄堂ページにあるこちらの動画です(ちょっと笑っちゃう世界観なんですけどね)。
とても丁寧に商品を説明し、その機能性や使用感等がしっかりと伝わってくる内容ですよね。日本に導入された際、商品レビューをする場合のページ制作や動画制作に是非参考にしてみてはいかがでしょうか。