私は頻繁にYahoo!メールを活用しているのですが、そのYahoo!メールにおいて、先日Yahoo! JAPAN側から「ブランドアイコン表示企業が増えました」という発表がございましたので、ご紹介したいと思います。
どんな内容?
Yahoo!メールに届く送信元表示部分にファビコンのようなアイコンを付けることができます。Yahoo! JAPANでは、これをブランドアイコンと呼んでいます。送信元としてこのブランドアイコン表示をしたい場合は、Yahoo!への審査申込が必要になりますが、実際にこのブランドアイコン表示に参加した企業が増えているとのことです。
ブランドアイコンが表示されることで、送信元が保証された安心・安全なメールであることがお客様に一目で伝わります。
すでに多くの企業・サービスがこの取り組みに参加しています。
引用)Yahoo!メール
ブランドアイコン表示企業一覧を確認すると、2020年1月14日現在でYahoo!以外のブランドアイコン参加企業は9社でした。この9社を「増えている」と捉えるかどうかは個人差があるとは思いますが(笑)、いずれにしても良い施策だと思います。
実際、Yahoo!メールアドレスには1日何十通ものチェーンメールが来ます。しかしYahoo!メールの迷惑メールに対する精度は向上していますので、そのほとんどが迷惑メールフォルダに格納されますが、一方で正規のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったり、迷惑メールにも関わらず通常の受信箱フォルダに表示されてしまったり、ということもあります。迷惑メールは常時ブラッシュアップされてしまうので、イタチゴッコですし、それは仕方ない部分もあろうかと思います。
そこで、Yahoo!メールとしては、迷惑メールか否かを受信者個人が判断しやすくなる支援の一環としてブランドアイコンを始めたようです。実際、私も利用者として分かりやすくなりましたし、直感性が増しました。
より多くのフリーメールサービスで活用を期待したい
今回はYahoo!メールをご紹介させていただきましたが、他にも数多くのフリーメールサービスが存在します。GmailやOutlook.com、biglobeやexcite等、枚挙に暇がありません。だからこそ、全てのメールサービスを横串にブランドアイコン設定できるようになると非常に便利になるのになぁ、と思います。なんかそういうメール配信社団法人みたいなのが出来て、共通仕様で設定されるようになると良いのですが…まぁ非常に難しいでしょうね(笑)。
Googleも検索結果にファビコン表示するようになりましたので、同じ画像で設定できれば、よりエンゲージメントが拡大できるかと思います。
Yahoo!メールも今はまだ9社しか参画していないようですが、無料で申請設定できますし審査項目も簡単ですので、B2Cサービス事業者は絶対申請した方が良いと思います。そして恐らく近いうちにバババッと参画企業が増えると思います。まだ申請されていない法人のご担当者様はぜひ!