Facebookが今年に入って仮想通貨やICO(Initial Coin Offering:新規仮想通貨公開)の広告を全面的に禁止する旨、発表していましたが、いよいよGoogleも今年の6月から仮想通貨等の広告を全面的に禁止することになりました。金融関連の広告掲載ポリシーを改訂しています。
Googleの仮想通貨広告の禁止範疇
まず、禁止される媒体はGoogleの広告全てとのことなので、適用範囲はAdWords、AdSense、YouTube等も含まれると推察できます。掲載禁止される広告については以下が対象になります。
- 仮想通貨(の取引所)関連
- 仮想通過ウォレット(電子財布)
- 仮想通貨取引アドバイス関連
- ICO(Initial Coin Offering:新規仮想通貨公開)
- バイナリーオプション(取引)関連
- 差金決済取引(CFD)関連
Googleは仮想通貨に関して慎重な構えでいるようで、実際投資ギャンブル的に利用して被害を受けたケースもあるため今回の決断に至ったようです。
しかし、仮想通貨取引所側の意見としてはこのGoogleの決断を決してネガティブには捉えていないようです。
引用)東洋経済オンライン
まだ市場が未熟だし…
確かに仮想通過に関しては既に「得した」「損した」なんていう話が増えてきていますし、そんな状況だからこそFacebookもGoogleも市場が成熟するまでは全面禁止にしたのではないかと思われます。
しかし、例えば仮想通貨交換業者になるかもしれないメルカリ自体の広告は禁止になるのかと言えば…ここは微妙なところですよね。こういったことも含め、しばらくは様子を見ていかなければならないかと思います。
当然かもしれませんが、SEO上でも仮想通貨はYMYLの範疇ですので、健康・医療アップデートのような取り締まりが入ってくるようになると考えておかなければなりませんね。