Facebookでは、誤解や有害を与えかねないFacebookグループに対する措置や機能変更を加え、また、iOSとAndroidのモバイルデバイスでもセキュリティキーによる二段階認証を採用するようになりました。コンテンツとしての安全性とデバイスとしての安全性の両側面から施策付けています。
Facebookグループの対応について
Facebookグループにおける人物や団体が時に不正確な情報を投稿したり、扇情的だったり、攻撃的だったりすることで、ユーザーの混乱を招くことがあります。Facebookとしてはそういったグループに対する措置をFacebookでは、誤解や有害を与えかねないFacebookグループに対する措置や機能変更を加え、また、iOSとAndroidのモバイルデバイスでもセキュリティキーによる二段階認証を採用するようになりました。コンテンツとしての安全性とデバイスとしての安全性の両側面から施策付けています。
Facebookグループの対応について
Facebookグループにおける人物や団体が時に不正確な情報を投稿したり、扇情的だったり、攻撃的だったりすることで、ユーザーの混乱を招くことがあります。Facebookとしてはそういったグループに対する措置に取り組んできましたが、一部の該当グループに対して局所局所で対処するだけではなく、継続的な取り組みも行うことを発表しました。
具体的には、ホームのフィードに流れてくるおすすめ内において、例えば、医療関連のグループについてカテゴリ上の表示を制限したり、誤った情報を繰り返し発信しているグループを削除したりしています。
加えて、今後はグループで規定違反が発生すると、おすすめでの表示頻度を減らし、当該グループを利用者の目につきにくくします。Facebookグループとしては残りますが、一般ユーザーの目には付きづらくしていくようです。さらにグループ内においても、規定違反に抵触する活動や投稿をしたメンバーは、一定期間グループ内での投稿とコメント、招待や新規グループ作成が出来なくなります。
今回のこの措置は、Facebookグループ内におけるエコーチェンバー効果による弊害を抑止したい意図が含まれていると私は感じています。ましてや、明らかに間違った情報が流布している文化のFacebookグループが大きくなっていくのを防止したいはずです。まぁ当然と言えば当然の方法なので、むしろ今まで何故放置されていたのか、という感想もありますが、実際にビッグデータに対して一定のアルゴリズムを導入する具現方法が本当に難しいのだと思われます。
スマホの二段階認証
こちらは、先ほどの「ユーザー間でのコミュニケーション内における安全策」とは違い、技術的な安全策の話ですね。iOSとAndroidのモバイルデバイスでも、セキュリティキーによる二段階認証でFacebookにログインできるようになります。
Facebookは安全性に注力中
このように、今Facebookはソフト面、ハード面含め安全性に注力しているようです。米国大統領選挙における様々なヘイトスピーチや差別問題による影響を受けて動いていたのだと思われます。GAFAの使命税とでも言いましょうか…世界的大手ともなると常にこういったものとの戦いなのでしょうね。
振興SNSやコロナ禍におけるニューノーマル技術が増えていますが、その一方で引き続きこういった試みは大事ですね。